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デューン砂丘の子供たち 1 (ハヤカワ文庫 SF 320)

デューン砂丘の子供たち 1 (ハヤカワ文庫 SF 320)

デューン砂丘の子供たち 1 (ハヤカワ文庫 SF 320)

作家
フランク・ハーバート
矢野徹
出版社
早川書房
発売日
1985-02-01
ISBN
9784150103200
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デューン砂丘の子供たち 1 (ハヤカワ文庫 SF 320) / 感想・レビュー

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スターライト

ポウルが砂漠の中へと旅立ってから10年後が舞台。ポウルの双子を亡きものにしようというコリノ家の策略が成就するかが焦点だが、9歳の双子は体は子供だが思考はすでに大人であり、彼らが大人たちを惑わせるあたりは考えてみれば、不気味。そして突如現れた説教師は、はたしてポウルなのか。うーむ、なんだかここまでのストーリーは前作『砂漠の救世主』っぽいのだが、今後どう展開するのか。期待を保ったまま、第2巻へと続く。

2011/11/27

mercury

砂漠の救世主でポウルが砂漠に消えて10年後。無数の先祖の記憶を持って生まれたポウルの妹エイリア、ポウルの双子の子供たちレト2世とガニマを中心に皇帝の座を奪われたコリノ家皇太子やベネゲセリットの陰謀が動き出す。

2022/01/04

山一工房

とりあえず先祖の記憶も含めて遺伝というか継承することは嫌だな。

2015/05/17

がんぞ

前二作では脇役だったベネ・ゲセリット教団が《遺伝子の流れ》を信奉するという(『利己的な遺伝子』にヒントを得た?)信念で、長年アトレイデの血統を育ててきた事が明かされる。つまりメインプレーヤーであった訳。その狂信的動機をわかっていながら、能力(証言が真実か判定できる《トゥルースセイヤー》、強制的に行動させる《ヴォイス》など)を利用するために銀河皇帝とその母体である公家たちは彼女等を結婚相手としていた。前作の主人公ポウルが結末で約束した人類を救う『黄金の道』とは何か?不老不死の妙薬メランジを失ったあと砂漠に?

たかみ

陰謀渦巻く砂丘の宮廷。皇帝の遺児である双子、皇帝の妹、皇帝の母、皇帝の仇敵の息子、そして、砂漠に消えたはずの皇帝本人まで復活か。過去から未来までも見渡せるために、過去の亡霊に魅入られるという設定がおもしろい。ヘンに大人びた幼女キャラのエイリア好きだったのに……。

2012/03/22

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