デューン砂丘の子供たち 2 (ハヤカワ文庫 SF 326)
デューン砂丘の子供たち 2 (ハヤカワ文庫 SF 326) / 感想・レビュー
tom
ポウルの双子、レトとガニ、彼らは陰謀に満ちた世界を変えるため(たぶん?)、王宮を離れる。レトは大量のメランジを取り込み、自分の体の中で生きている過去の人たちと折り合い、自分の進む道を見出そうとする。ガニが何をしようとしているのかは、未だ見えない。人類は過去に捕らわれている。未来は見えない。この縛りを乗り越えるためには、どうしたらよいのか。そして、どこに向かうのか、どこに向かうべきなのか、これを描こうとする壮大なファンタジー。年末年始は、このシリーズを読んで、楽しく過ごすことができそう。
2022/12/23
速水こもみち
登場人物それぞれの思惑が、前作からの流れの中でどういった結果に結びつくのか…これからの展開がたのしみ。 どの登場人物の視点で物語を読めばいいのかわからない。かと言って俯瞰して見れるほどこの作品を理解しているのか?すべては続く3巻を読んでから……
2015/11/20
スターライト
ポウルの双子、レトとガニマの暗殺、ハルコンネン男爵の悪霊の声に取り憑かれたエイリア、そしてジェシカたちの行動…。それぞれの思惑がからみ、レトとガニマの計画が実を結んだかのように見えたが、ガニマはコリノ家のファラドゥンとの結婚を迫られ、一方レトは謎のフレーメンらに囚われるなど、予断を許さぬ展開に。宮廷陰謀劇の色彩が色濃いが、次巻でどう決着をつけるのか。ハーバートのお手並み拝見、といったところ。
2011/11/29
山一工房
コリノ家を巻き込んで話はややこしくなっていく。
2015/07/18
たかみ
レトとガニマの大ペテンが実を結ぶかどうか。そして、レディ・ジェシカとファラドゥンがなんだか変な関係に。そして完結編へ。
2012/04/01
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