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デューン砂丘の子供たち 3 (ハヤカワ文庫 SF 329)

デューン砂丘の子供たち 3 (ハヤカワ文庫 SF 329)

デューン砂丘の子供たち 3 (ハヤカワ文庫 SF 329)

作家
フランク・ハーバート
矢野徹
出版社
早川書房
発売日
1985-02-01
ISBN
9784150103293
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デューン砂丘の子供たち 3 (ハヤカワ文庫 SF 329) / 感想・レビュー

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tom

砂漠に消えたポウルは説教師になっていた。ポウルの息子レトは双子のきょうだいガニを伴って砂漠に入る。二人は相談のうえ、レトは砂漠の奥に消え、ガニは、エイリアのもとに戻る。レトは、大量のメランジを摂取して砂鱒と融合、4000年生きる体を得た。そして、緑地化を進める砂の惑星を破壊する・・・。こんな展開になるのかと驚きながら読み進める。レトは周りをうごめく利益集団を押しつぶして、あるべき姿の世界を作ろうとしているらしい。それがどんなものなのか全く見えてこない。正月はこのシリーズとボッシュで楽しめそう。

2022/12/29

速水こもみち

単なるSFではなく、哲学的な、人間の精神と、宇宙や時間の流れといった人間を取り巻く世界との関わりについて、その本質について書かれたものだと感じた。

2015/12/29

スターライト

ポウルの双子、レトとガニマ、そして砂の惑星アラキスをめぐる物語が大団円を迎えた。レトが幻視した人類の黄金の道を進んでいくこと、そしてそれがどう「選択」されていったのか。本書ではレトが人類の救世主であることへの自覚と、さまざまな思惑を超えた所での処理の手際の良さ、能力の高さを示し、それは父である”説教師”でさえ不可能なことだった。壮大なストーリーの幕を閉じるにふさわしい出来栄え。

2011/12/01

ヴィオラ

前読んだ時と今回の再読では、明らかに目が向くキャラクターが違っている。レトやガニマじゃなくて、気づくとエイリアや説教師、ダンカンなどの大人キャラに感情移入してた(^_^;)ジェネレーション・ギャップじゃないけれど、若者が上の世代(親や師)を乗り越えていく話を読むと、どうしても乗り越えられちゃう世代の悲哀(同時に喜びでもある)を思っちゃうんだよなぁ…年をとったって事か?(^_^;)

2011/12/20

mercury

2が手に入らないので待ちきれずに読んでしまった。ポウルの恐れていたことはこれだったのか!という衝撃が大きくて、他に言えることがない。レトには兄弟として分かち合えるガニマがいたからこその選択だと思う。他の誰とも共有できない異能を持つことの恐ろしさ危険性を衝撃的に感じさせる物語だったんですね。フランク・ハーバートの伝えたい事とはかなり離れているように思うが強烈です。

2022/01/07

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