KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

失われた遺産 (ハヤカワ文庫 SF 482 ハインライン傑作集 1)

失われた遺産 (ハヤカワ文庫 SF 482 ハインライン傑作集 1)

失われた遺産 (ハヤカワ文庫 SF 482 ハインライン傑作集 1)

作家
ロバート・A・ハインライン
矢野徹
田中融二
出版社
早川書房
発売日
1982-08-01
ISBN
9784150104825
amazonで購入する

失われた遺産 (ハヤカワ文庫 SF 482 ハインライン傑作集 1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

SINKEN

【総評】★★☆☆☆【感想】タイトル作含む中編2つと短編が2作。中編(「深遠」)はどちらもいまいち。内容がつまらないのか翻訳がよくないのか、抽象的で登場人物や章の繋がりも分かり辛くて理解が出来なかった。半面、「時を超えて」と「猿は歌わない」の2つはハインラインっぽさが出ていて自分的にはよかった。かなり初期の作品みたいなので結構落差が大きいのかも。

2021/01/13

roughfractus02

1940年代の4作品を収録した本書は、能力を超えた者と既成社会の関係がテーマとなっているようだ。4作品ともにジュブナイルなので、後の長編のように既得権益を維持しようとする者たちとの権謀術数の駆け引きはないが、社会は新しいものに対してどう対応すべきかという点に重心が置かれている。その中で、脳の前頭葉切除のロボトミー手術に類似した実験や、遺伝子改変されて単純労働に従事する猿が大量に作られて人権を与える等の自然が与えた能力を人間の力で超える場面があり、作者は戦時戦後の宗教的社会に一石を投じているようにも思える。

2023/12/14

記憶喪失した男

あまり印象深い作品はないなあ。

しとろん

魔法株式会社を買うついでに購入したもので、傑作だと評価する声は多くはないようだ。長編は読むのが大変、短編集は逆に取っつき辛いと思う私には中編×4というのは割と良いのだが、どの作品も中編よりも、このアイディアを元に一つの長編が書けそうで、それを物足りなく思う人も多いようだ。 「時を超えて」は非常に好みで、問題解決のためにあっちへ行ったりこっちへ行ったりという展開は面白かった。

2022/02/09

まなな

むかしっぽい 遺伝子のあれとかESPとか知性化みたいなんとかの革命的なの あと未来テクノロジーとして出てくるのが何でもできるパーソナルマシンではなくて用途ごとに一個のハードっていうのが昔っぽい

2014/11/02

感想・レビューをもっと見る