永遠のチャンピオン (ハヤカワ文庫 SF 529―エレコーゼ・サーガ1)
永遠のチャンピオン (ハヤカワ文庫 SF 529―エレコーゼ・サーガ1) / 感想・レビュー
8番らーめんR
再読。ムアコックのヒロイックファンタジーでの最重要作。すべてのヒーローを繋ぎ合わせて一つの体系化した世界観に組み込むアイディアを打ち出した最初の作品。(今で言うとアベンジャーズのようなものか)現代人がいにしえの英雄として召喚、転生し異世界の敵と戦うのが骨子だがムアコックのこと一筋縄ではいかない。揺らぎ続ける主人公と共に読者も翻弄されるのである。当時、ラスト数ページでそれまでの世界観がひっくり返るような展開に唖然としたが今でも充分衝撃的である。「一時間」・・・ ※P120 タロウって桃太郎?金太郎?かも。
2020/01/11
ホレイシア
井辻朱美氏が羅針盤だった頃、読みましたよ。
goldius
本書はヒロイック・ファンタジーの形を借りた純粋SF。人類とは何者か?どこから来て、どこへ行くのか?地球の文明を、宇宙の秩序を、継ぐのは誰か?という話です。リン・カーターがエンターティンメントにしては暗すぎると言った哲学SFでもある。
2004/08/05
trash
エルリックのあとなにを読もうかなと思って自分の部屋のムアコック棚よりエレコーゼを選択。エルリックほどだめ人間じゃないけどエレコーゼも意志薄弱だよね・・・そして他人に迷惑かける度合いがエルリック以上・・・。というかこの後2巻にどう繋げるのだろう・・・。
2011/01/07
sagann
捻りのあるファンタジーSF作品。エルリックサーガも読んでおきたい。
2013/04/30
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