デューン砂漠の神皇帝 2 (ハヤカワ文庫 SF 545)
デューン砂漠の神皇帝 2 (ハヤカワ文庫 SF 545) / 感想・レビュー
tom
神とあがめられるレトは、人類をあるべき世界に向かわせるための戦略を考えている。そして、人造人間ノレエと結婚すると宣言する。レトの侍従長モネオは困惑する。レトが作った女だけの軍組織フィッシュスピーカーも同様。「砂の惑星」当時から登場していたダンカン(彼も人造人間)も同様。こういったグチャグチャの中で物語は進行する。どこに進むのか、レトのいうあるべき姿の人類の道はなに?というところで3巻目に。おバカな男の排除は間違いないのだけど、これ以外は何も見えない。レトの提示する世界に驚くことができるのか?
2023/01/16
スターライト
レト二世、そして彼の弱点を突くために送り込まれたイックス大使フウイ・ノレエとの関係、フウイに対する警戒感を隠せない侍従長モネオ。そしてフウイへの思いを募らせるダンカン。彼らの織りなす感情が、この巻のストーリーを覆っていて、前巻のモネオの娘であり謀反人のシオナは後景に押しやられた感じ。次巻でこれらをどうまとめていくのか。興味津々。
2011/12/30
ヴィオラ
書かれた時代を反映してなのか、今回「男性と女性の間の性差」みたいな記述が多いですね。みんなの会話が、ほとんど禅問答のようなので、集中してないと作品に置いてかれそうになる(^_^;)
2011/12/23
goldius
人類を導く為に人間以上の存在になる必要を感じたレト二世は、 巨大なサンドウォームと化し、3000年もの間、銀河帝国の皇帝として治世を続けていた。
2006/03/09
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