愛に時間を 2 (ハヤカワ文庫 SF ハ 1-18)
愛に時間を 2 (ハヤカワ文庫 SF ハ 1-18) / 感想・レビュー
roughfractus02
アシモフはロボットを通して人間の知性を語り、クラークは異星人を通して人間の文明を語った。一方作者は不死を通して人間の愛と死を語るようだ。主人公の難題を長寿族の長たちが探索する中、近親交配の危険を知らず愛し合う男女の双子を主人公が見守る物語、長寿族の主人公と愛する短命種族の女性の死を見つめる物語を女性人格のAIに語る。作者が思いを巡らすのは、生命体として運命付けられた個々の人間の運命を超える愛と今を生きる苦難が次世代へ架け橋となる死のようだ。後半、人間女性の肉体を得る女性人格AIはこの考えを受け継ぐのか?
2023/11/29
記憶喪失した男
あんまり話の筋は把握していない。愛について語っている小説ではなかったという印象。
2016/07/13
まうやお
この巻の最後にやっと物語上の現在に戻ってきた。
2015/03/11
2兵
長い。ひたすら長い。しかし大長編という訳ではなく、ラザルス・ロングにまつわる小話を寄せ集めたという印象。奴隷となっていた2人の少年少女を買って解放し、一人前に育て上げるお話なんか、まさにTHEハインラインという感じ。合間合間に挿入されるラザルス・ロングの名言集?は、正に名言だらけで、マルクスアウレリウスの自省録や、ニーチェの書物を思い出した。というかこの本、要はラザルスというキャラクターの姿を借りた、ハインライン御大のファンへのメッセージ集ということなんでしょうな…。さて最終巻は、どうなるのやら。
2017/07/26
Yumikoit
久しぶりに再読。ドーラブルドーラの話は好き。
2014/02/18
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