ストームブリンガー (ハヤカワ文庫 SF 626)
ストームブリンガー (ハヤカワ文庫 SF 626) / 感想・レビュー
記憶喪失した男
エルリックサーガはこの旧6巻まで読んでいる。世間で語られるような魔剣ストームブリンガーがエルリックを殺した場面の記述をいくら探しても見つからなかった。だから、そんなことは書いてなかったのだと思う。
松本帯刀左衛門裕俊
「さらば、友よ。我は汝の千倍も邪悪であった!」
ホレイシア
読んだ読んだ。何軒本屋をはしごしたか。
mayuri(Toli)
この表紙のエルリックに恋い焦がれて何年になるだろうか。何度目かの再読です。ファンタジーであり、SFであり、哲学的なニヒリズムを感じる永遠の名著。やっぱり大好き。アメコミにも期待。
2020/01/02
towerofthesun
「だれにわかろう? なぜ〈宇宙の天秤〉が存在するのか。なぜ〈運命〉や〈上方世界の神々〉が存在するのか。なぜつねにこうした戦いを行うチャンピオンが必要なのか、だれにわかろう? 時間も空間に可能性もその数は無限のようだ。最終的な目的を見とおすことのできる無数の存在があるかもしれぬ。もっとも無限性の中には最終目的などありえぬだろうが。もしかすればこのひとめぐりのできごと、この同じ事件は、われらの知っていた世界が滅びたように、宇宙がくずれ、滅びさるときまで、いく度もいく度もくりかえされるのかもしれぬ。…」
2016/05/02
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