栄光のスペース・アカデミー (ハヤカワ文庫 SF 720)
栄光のスペース・アカデミー (ハヤカワ文庫 SF 720) / 感想・レビュー
hisa_NAO
大御所、ハインラインのSF小説。 1948年発表。原題直訳は、「宇宙士官候補生」(SPACE CADET)。 2075年の未来、惑星間パトロール隊に入隊した少年が、仲間と助け合い、先輩や上官に指導されつつ、一人前の士官へ成長してゆく物語。 なんと、ホーンブロワーシリーズの初巻「海軍士官候補生」(Mr. Midshipman ~)と同時期発表なのですなぁ。絶対、影響受けてると思ったけど、違うかも。
2021/02/25
roughfractus02
本書は、戦前に海兵隊に所属して空母や駆逐艦に搭乗し、航空機にも乗った経験のある作者による21世紀後半の宇宙を舞台としたパトロール隊員の青春小説である(1948年刊)。組織に属する際の精神は軍人体験に由来するのだろうが、宇宙に出るまでの士官候補生達の訓練場面は、彼らのゆっくりとした成長を物語るように綿密に設定されている。また、火星の衛星から小惑星帯へ、金星の原住民の紛争へと向かう候補生達に、戦争を防ぐことが自分たちの役目であると語る上巻の言葉には、社会派SFと呼ばれた初期の作者の大戦直後の考えが垣間見える。
2023/11/03
yoshimixx
うーん。ちょっと翻訳が僕に合わなかった?のか、文章読み進めるのに苦労した。 内容は悪くないだけに、少し残念。。。
2018/02/14
レンズマン
720
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