神の熱い眠り (ハヤカワ文庫 SF カ 1-12 ワーシング年代記 1)
神の熱い眠り (ハヤカワ文庫 SF カ 1-12 ワーシング年代記 1) / 感想・レビュー
どんまいシリル
何この世界?と思った謎が、400ページを超えた頃にようやく明かされる。その間、少年の現在の物語と、ジェイソンの過去の物語が交互に語られ、内容は結構辛い。途中何度も挫折しかけ、この作者に人気がないのもうなづける。しかし、人間として生きていくうえで、痛みや悲しみは、喜びと共に必要なのだと諭されたようで、読んだことは無駄ではなかった。
2016/07/09
Arte
初めてkindle&スマホで長編読んだけど、読みやす過ぎてヤバい。ものすごーくカードっぽいなと思ったら(特に、命の危機と疼痛で罪悪感を払拭する、という発想が)これの原型が処女作なのね。久しぶりにカードを味わってとても満足した。
2019/02/16
oryzetum
超能力や宇宙船などが登場するSF的なジェイスン・ワーシングの物語と、その話を夢で見せられて書き留めることになった蒸気機関さえ無い世界の少年の物語という二重構造がよい効果を上げている。
2019/05/24
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