ブレイクの飛翔 (ハヤカワ文庫 SF ネ 1-1)
ブレイクの飛翔 (ハヤカワ文庫 SF ネ 1-1) / 感想・レビュー
Dai(ダイ)
矢野徹の翻訳がまずくてツマラナイのかも?ということはさておいて(すでにツマラナイと言ってしまってるが、矢野徹は大作家で「カムイの剣」は名作)、タイムパラドックス物にハズレなしと常々言っている私の持論をものの見事に覆してしまった作品。主人公たち(どちらが主人公かすら定かでない)のトンチンカンな会話や行動に何一つ説得力はないし、タイムパラドックスならではの面白味も何もない。少しはドラえもんでも読んで勉強すべきである。とてもつまらなく、分厚い本なのに途中やめせずにスラスラ読めたことは不思議な経験である。
2016/04/21
KANEO
実在の歴史上の人物ウィリアム・ブレイクとその妻ケイトを大胆な解釈をもって描いた壮大な時空冒険SF。…なのですが、無学でお恥ずかしい限りですが、ボクはウィリアム・ブレイクが実在した人物だと、あとがきを読むまで存じ上げませんでした。ブレイクの知識がないとよく理解できなくてこれは辛い。なによりもウィリアムのろくでなしぷりに呆れ果ててしまうばかり。ボクは楽しめなかったけど、知識がある人が読むともしかしたら楽しめる内容なのかも知れません。
2017/09/16
たかみ
ブレイクなんか知らなくてもめちゃくちゃ面白いよ! なんでみんなウィリアム・ブレイクがどうとか言うんだ? 解説が悪いのか?
2010/04/10
bbblind
中学生の頃に読んだら、難解すぎて鼻血が出そうになった。再読候補。ウィリアム・ブレイクについてある程度造詣が深くないと理解出来ないのかもしれない。
丰
19950630
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