デューンへの道公家アトレイデ 3 (ハヤカワ文庫 SF ハ 2-20)
デューンへの道公家アトレイデ 3 (ハヤカワ文庫 SF ハ 2-20) / 感想・レビュー
スターライト
いかん、面白すぎる。ハルコンネンの罠にかかった若きレト・アトレイデがどのようにしてそれをかいくぐったか、皇帝シャッダムの姦計、ベネ・ゲセリットの教母たちの「繁殖計画」などいくつもの思惑が交錯し、ストーリーはダイナミックに展開していく。善悪がわりとはっきりしているが、ここではそれがうまく機能している感じ。巻末の著者らのあとがきが、合作する経緯を明らかにしていて興味深い。
2012/04/01
ヴィオラ
父親の死により、若くして公爵になったレト・アトレイデ。突然のことだもんで、まだあれこれドタバタしてますが…。それでも、ひたすら真っ直ぐに、真摯に前に進もうとするレトの姿が、読んでて非常に気持ち良い(^_^)ちょっとマイルズ・ヴォルコシガンを思い出しました。もう少し余裕ができたら、良い仕事しそうです(^_^;)
2012/01/13
matsu0310
☆☆☆十分読める。他人の書く続編はキホン無視だが、図書館なので勘弁してみた…雰囲気やノリに違和感なし。まぁ、所詮DUNEが再読したくなるってのが、一番の感想だが
2009/07/26
goldius
領主は領民の為のエンターテイナーであるべきだと、領民に娯楽を提供するのが領主の義務であると、自らが闘牛士となり、闘牛大会を数ヶ月に一回開くレトの父ポウルスはとても魅力的である。領民の為に命を賭けて闘牛するポウルスは闘牛で死ぬ破目になるのだが、こんな素晴らしい支配者がいるだろうか?なんの芸もないのに搾取する支配者は、必ず民衆に倒されるであろう。天皇陛下も更に民衆に好かれる為に、闘牛でもおやりになるとよろしいと存じます。
2006/01/15
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