デューンへの道 公家コリノ3 (ハヤカワ文庫 SF)
デューンへの道 公家コリノ3 (ハヤカワ文庫 SF) / 感想・レビュー
スターライト
最終巻となる本書は、公爵レトによる大胆な作戦とそれをかいくぐりうごめく者たちがいりみだれ、まさに怒涛の展開。全ては収まるところに収まり、まずは大団円を迎える。しかし、フランク・ハーバートの『砂の惑星』の時代にたどりつくにはまだ時間があるようだ。というのも、アトレイデ家が砂漠の惑星アラキスに移封されるいきさつがまだ語られていないからだ。作者らにはまだ未訳のデューンものがあるので、おそらくそこで展開されているのだろう。訳者の矢野氏亡き今、続篇の邦訳は難しいのだろうなあ。残念。
2012/04/19
宇宙猫
★★★★★
ヴィオラ
父ハーバート17冊、息子ハーバート9冊、合計26冊の長い「デューンの旅」も、これで終了。父子どちらのデューンも楽しかったです(^_^)未来(父デューン)を知ってるから、サスペンス度は低くなっちゃうけど、それでもドキドキしながら読めたのは、作者の腕かしら?最初はどうかと思ったけど、息子デューンから読みはじめるのもアリかもしれません。
2012/01/28
Yoshihiro Kikuyama
そして、F.ハーバートのデューンへと続く。矢野先生最後の訳本、楽しませてもらいました。死後、メモから構築されたとはいえ遜色ないと思えるのは、訳者のおかげか。
2023/01/11
goldius
集団になると人間がどれほど愚かなものになりうるかは、驚くべきものだ。特に、人民が疑問を持つことなく指導者に従うときには、だ。すべての国家は、抽象概念である
2007/08/24
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