トリポッド 2 (ハヤカワ文庫 SF ク 10-2)
トリポッド 2 (ハヤカワ文庫 SF ク 10-2) / 感想・レビュー
そうたそ
★★☆☆☆ 感想は一巻にて。
2018/11/03
酔花
前作から100年後の世界ではトリポッドによる支配がほぼ完了していた。本作では洗脳キャップを装着する戴帽式を控えた子どもたちが主人公。仲良し小好しパーティーではなく、心配されなくて不貞腐れたり、会話の主導権を握れなくてご機嫌斜めだったりと、等身大の少年らしい心情の機微がしっかりと描かれている。とんとん拍子で進むより、泥臭い脱出劇の方がやっぱり楽しい。様々な疑問を残して次巻へ。
2015/03/01
ヴェルナーの日記
本シリーズの2作目の当たる。前作から、凡そ100年が経過し、人類のほとんどが異星人トリボッドたちに支配されてしまった。人類は14歳になると頭に、トリボッドによってキャップ(作中では『戴帽式』と呼ばれている)を被らされて、彼らにマインドコントロールされてしまうのだ。しかし、人類の一部は、彼らの支配に抵抗し、地下に潜ってレジスタンス活動を起こしていた。そんな中、主人公ウィルは、『戴帽式』に臨む事に疑問を抱いて、村から脱走。レンジスタンス活動する人たちが住むという山を目指して大冒険に出るのだった。
2014/08/27
まうやお
本篇の始まりです。前作から百年後、世界は完全にトリボッドに支配されています。そこから逃げ出し反抗グループのもとへと少年たちです。少年の成長とか恋心、もちろん冒険と盛りだくさんでした。
2015/10/22
武巳
日本のジェブナイル小説には無い、主人公の悪意や迷いが書き込まれていてそれが新鮮だった!描写がえぐいのにのんびり読めるのは西島先生の絵が可愛いからだ
2016/11/03
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