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トリポッド 4凱歌 (ハヤカワ文庫 SF)

トリポッド 4凱歌 (ハヤカワ文庫 SF)

トリポッド 4凱歌 (ハヤカワ文庫 SF)

作家
ジョン・クリストファー
西島大介
中原尚哉
出版社
早川書房
発売日
2005-05-15
ISBN
9784150115159
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トリポッド 4凱歌 (ハヤカワ文庫 SF) / 感想・レビュー

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そうたそ

★★☆☆☆ 感想は一巻にて。

2018/11/04

酔花

4部作完結。軽率で己のプライドを優先させる性格故に思慮に欠けた行動を次々行い、幸運のみで事態を乗り切る主人公。精神的成長が全くといっていいほど見られず、本当にジュブナイル小説の主人公かと突っ込みたいw 地球を侵略者の手から取り戻してハッピーエンド、という素直な筋書きにならない点が印象に残る。平和とは無為に生み出される環境では無いという作者の冷徹な視線が込められているように思う。同時に、その平和を作り出していくのは若者たちだというエールもあり、面白かったという一過性の感想に留まらせない結末が素晴らしい。

2015/03/09

ヴェルナーの日記

本作『トリポッド』シリーズの最終話。異性人たちの大侵攻が、3年と判明。このことは事実上、人類絶滅を意味する(異星人の環境下では人間は生きられない)。残された時間は少ない。人類は異星人に対する大反抗を計画し、実行に移す。様々な困難が待ち受ける中、果たして勝利するのは、どちらなのか!?

2014/09/21

武巳

ウィルが全く成長しないというコメントが多々見られるが人とはそう簡単に成長しないと思う。これくらいがリアルだ。むしろ、ビーンポールやフリッツのような才があったり、ヘンリーのように変われる人間は稀だと思う。翻訳が悪いのか、原文からそうなのかわからないがやけにあっさりした死亡描写は逆に怖い。人が虫のようにあっけなく死んでいくこれこそ戦争なのではないだろうかっ!

2016/11/08

まうやお

侵略者をやっつけて単純に平和が訪れる、という訳でもなく、人類らしく醜い内輪揉めを始める。子供向けだからこそ、敢えてそんな結末にしたのでしょうか。本当の平和に向けてこれまで以上に厳しい戦いが始まります。

2015/10/29

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