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拷問者の影(新装版 新しい太陽の書1) (ハヤカワ文庫 SF ウ 6-5 新しい太陽の書 1)

拷問者の影(新装版 新しい太陽の書1) (ハヤカワ文庫 SF ウ 6-5 新しい太陽の書 1)

拷問者の影(新装版 新しい太陽の書1) (ハヤカワ文庫 SF ウ 6-5 新しい太陽の書 1)

作家
ジーン・ウルフ
小畑健
岡部宏之
出版社
早川書房
発売日
2008-04-23
ISBN
9784150116606
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拷問者の影(新装版 新しい太陽の書1) (ハヤカワ文庫 SF ウ 6-5 新しい太陽の書 1) / 感想・レビュー

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まふ

未来の地球ウルスでの話。拷問人と呼ばれる不思議なギルドの思想についてゆけない主人公の内面の葛藤の話。4部作の第1巻とのことであるが、さしたる動きのないままに終える。SFともファンタジーとも言えぬ、いわく言い難い小説である。このような内容なら未来社会にする必要がないと思う。内容的には強いて言えばむしろ古来の「神話」の仲間とすべきではなかろうか。G1000に含まれているので読んだが、第4巻まで読む気には到底ならない。G627/1000。

2024/10/09

KAZOO

この著者の「ピース」という作品を読んでみて、この5冊のシリーズを読んでみようと思いました。読んでいて、何か似ているという気がして思い出していたら、ゴーメン・ガーストを思い出していました。それよりももう少しSF的な要素はありますが、この巻を読む限りはあまり動きがなく、ファンタジー的な要素が多い気がしました。少し我慢が必要な気がします。

2015/07/22

NAO

【ガーディアン必読書】「新しい太陽の書」シリーズ1冊目。どこか荒れた雰囲気のする城塞、独裁者、拷問者組合といったお膳立ては、中世の物語のようだ。だが、その一方で、決闘に使用される歯がついた植物、ちょっと普通の人間とは思えない奇妙な人々、「調停者の鉤爪」という不思議な宝石など、妖しげな魔法の世界の雰囲気も漂わせている。拷問者組合に属しながら敵方のセクラを愛して自殺の手助けをしたため追放されたセヴェリアンが今後どうなるのか、舞台設定はどうなっているのか、新しい太陽とは何か、と謎が多いまま第2巻へ。

2017/05/26

星落秋風五丈原

【ガーディアン必読1000冊】セヴェリアンは「真理と悔悟の探求者の結社」通称「拷問者組合」の徒弟。拷問者は、<共和国>の独裁者の命を受け、罪人に残虐な拷問を行い、また処刑することを生業としているため、一般大衆の恐怖の的であるとともに忌み嫌われている。何だか漫画『イノサン』の主人公みたいだ。貴婦人セクラに恋をして速やかな死を与えたことで〈拷問者組合〉を追われてしまう。後に彼が玉座に就くことは明示されているのでここから冒険が始まるのだろう。

2017/05/01

背古巣

これってSF?それともファンタジー?何れにしても私には難しかったです。ものすごく時間がかかってしまいました。。何とか咀嚼するべく必死にかじりついてみましたが、歯折れ、あごは疲れはててしまいました。主人公が決闘について考察する部分が理解できる数少ないところの一つでした。続編があるみたいですが、今のところいいかな。

2018/02/18

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