彷徨える艦隊 外伝3: 勝利を導く剣 (ハヤカワ文庫SF)
彷徨える艦隊 外伝3: 勝利を導く剣 (ハヤカワ文庫SF) / 感想・レビュー
鐵太郎
シンディックに対して独立を宣言したミッドウェイ星系の二人のリーダー、グウェン・イケニ大統領とアルトゥル・ドレイコン将軍の活躍。舞台をウリンディ星系に移して、遠征したミッドウェイ星系軍が罠にはまる話です。陸戦と宇宙戦、ドレイコン陸上軍司令官とマルフィッサ艦隊司令官は、それぞれいかにこの危機を越えるのか。いろいろ引っかかるところはあるけれど、面白い。
2016/08/23
kesuke
ウリンディ星系へと攻撃を開始したドレイコン将軍とマルフィッサ代将を待つシンディックの罠が本紙の半分以上を占めるものの、それ以外でも暴動が置きかけたり、信頼できる人物がスパイだったのかと疑心暗鬼になったり。 いやぁ、飽きさせません。 謎の種族も(本作ではまじで何もしてないけど)存在感を匂わせてきたりとこの外伝は外伝で面白い。 ただ、本筋の方を早く書いて欲しいって個人的には思っちゃうけど。
2016/08/03
オイコラ
内通者は・・・?行方が分からない2人がどういう形でもどってくるのかが今後の展開に向けて気になる。ギアリー、ドレイコン、あるいは別シリーズのスターク、キャンベルの理想とする指揮官像ってすごくはっきりしてますな。イケニの方は自分の目指すべき姿が思い描けず、迷い、不安、焦燥などなどに苦しみつつ、大事件の結果として答えを見出しつつあるわけだが、内通者が誰なのかによってまた一苦労しそう。
2016/07/27
ウォーカージョン
面白かった。戦闘シーン特に艦隊戦がよかった。海洋冒険小説の影響うけてるよね。
2016/10/06
さんご
めずらしくも地上戦。煙幕やチャフ、瓦礫の掩蔽、陣地の攻防など艦隊戦には無い肉弾戦が楽しめた。シンディックにしては巧妙な罠の裏にはどんな裏切り者がいるのか。消えた二人も気になるし、早めに次も出てほしいなあ。
2016/08/18
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