アルマダ 上 (ハヤカワ文庫SF)
アルマダ 上 (ハヤカワ文庫SF) / 感想・レビュー
nobby
『Ready Player One』に続くSFの舞台はオンラインゲーム《アルマダ》。日頃からVRとともに戦闘技術を研鑽するゲーマー達が或る日突然集められたのは地球防衛同盟軍(EDA)基地。そこで知らされるのは、異星から地球への総攻撃まであと8時間という衝撃。もう深く考えず楽しく読めばいい感じ(笑)本格的ゲームの宇宙戦争めぐる設定が、いつぞやか虚構から現実に重なっていくのが面白い!そこに映画やゲームのキャラ台詞やエピソードなど盛り込まれるのがたまらない!圧倒的な敵襲におののきながらも月面基地へと向かうのみ♪
2019/07/09
ミライ
ゲームウォーズ(映画レディプレイヤーワン原作)作者による最新作。ゲームウォーズが面白かったので読んでみたが、ギーク好きにはたまらない内容、作中は映画・漫画・ゲームの作品名キャラクター名セリフでまくりなので、ある程度エンタメに詳しくないと楽しめないと思う。宇宙人を倒すゲームをプレイしていたら、現実でも宇宙人を倒すことになってしまったみたいな内容で、好きな人にはたまらないと思う。下巻も楽しみ。
2018/05/15
ヘラジカ
オタクの妄想をそのまんま小説にしたかのような荒唐無稽ストーリー。主人公のスペックなんか厨二病の理想そのもの。日本でこの設定を小説化したら100%ライトノベルだろう。原書のカッコイイ表紙を知っているからカバーイラストにはげんなりしたが、まあそういう意味では合ってると言えなくもない(単純に下手くそだから酷いのは酷いけど)。上巻読んだ限りでは名作『ゲームウォーズ』には劣るが、ゲーム大好き人間としては十分面白い。むしろゲーム大好き人間じゃないとつまらないかも?リロイジェンキンスネタが分かる人向けかな(笑)
2018/03/21
活字スキー
「リーーローーイ・ジェンキーーンス!」いやごめん、おじさん今時のネットスラングに疎いから突撃する時には「ウリィィィ!」て叫んじゃう世代なの。それはさておき、『ゲームウォーズ(レディ・プレイヤー1)』で世界中のボンクラを狂喜乱舞させた今最もホットなギーク作家アーネスト・クラインの長篇第二弾。今回ものっけからラノベのようなボンクラ・ファンタジー全開。自分に正直というか、楽しいのは楽しいんだけど恐ろしいまでに目新しさの無い展開で逆に驚くわ。
2018/04/22
もち
「明日、二人ともまだ生きてたら、あなたをデートに誘うよ」◆高校に通うザックは、〈アルマダ〉でランク6位“IronBeagle”の名で知られる凄腕ゲーマー。ある日、本物のエイリアンを撃ち落とせと迫られる。アルマダは、パイロット養成シミュレーターだったのだ。■熱い要素をこれでもかと流し込んだ戦争SF。突然エース扱いされる高揚。クールで可愛いヒロイン。戦争に見え隠れする嘘と真。極めてゲーム的な、急展開のつるべ落とし。エンタメの真髄と呼ぶに足る一篇だ。
2018/08/03
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