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クロストーク 上 (ハヤカワ文庫SF)

クロストーク 上 (ハヤカワ文庫SF)

クロストーク 上 (ハヤカワ文庫SF)

作家
コニー・ウィリス
丹地陽子
大森望
出版社
早川書房
発売日
2021-11-17
ISBN
9784150123451
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クロストーク 上 (ハヤカワ文庫SF) / 感想・レビュー

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ふりや

個人的にコニー・ウィリスの最高傑作だと思ってる作品が文庫化!カバー絵は大好きな丹地陽子さん。これは嬉しい!分厚い銀背版を徹夜して読んだのも良い思い出です。まだ上巻ですが、2回目でもやっぱり面白い!恋人と感情をダイレクトに伝え合うための脳外科手術を受けた主人公のブリディ。しかし手術の結果は予期せぬ結果に。コニー・ウィリスお得意のドタバタすれ違い劇にラブコメ要素が加わった作品で、SF色はそれほど濃くはないですが、とにかく物語の運びが抜群に上手い。登場人物たちのキャラも立っていて楽しいです。このまま下巻へ!

2021/11/17

やすお

笑える方のコニー・ウィリスの長編作品。EEDという脳外科手術を受けるとパートナーがまるでテレパシーのように気持ちを共有できるようになる。主人公のブリディは恋人のトレントとEEDを受ける。もちろん読者の期待通り正常に気持ちを共有できるようにならない。ブリディはトレントと接続できずに、同僚のCBとつながってしまう。なお「クロストーク」とは混線の意味がある。ブリディの頭の中の混線と現実世界の一族の過干渉など、つながりというかもつれ合いがドタバタと展開するストーリーは他人だからこそ笑える。

2022/08/10

イツキ

つまらなくはないし読みやすくてページはどんどん進むんですが、登場人物がとことん合わなくて辛いものがあります。誰も彼も人の話を聞かず好き勝手に話したり行動したりという印象が強く、主人公もそれにうんざりしつつも似たような行動を取っていてそれにまたモヤモヤした気分になります。ストーリーとしては面白いですが下巻でどうなるか。

2021/12/03

駒場

愛する者同士の感情が読めるようになったら最高じゃない?という考えから、科学とコミュニケーションに対する妄信と一途な恋愛に対する憧憬が悪魔合体した脳外科手術が爆誕。仕事に恋に成功をおさめている主人公が、イケてる彼氏と精神的に繋がるはずが社内一の変人オタクくんとテレパシー交信できるようになってしまい……!?という少女漫画ばりのラブコメ導入から、コミュニケーション遺伝子や人類の進化を絡め、嘘やすれ違いやコミュニケーション信者の思惑が疾走!ラブコメでありサスペンス、さすがのSFクイーンの手腕に唸る

2021/12/25

さあや

sfラブコメ。大森さんの訳大好き!読みやすいからsf好きになる!

2022/06/23

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