二人の魔法使い (ハヤカワ文庫 FT 22 光の輪 1)
二人の魔法使い (ハヤカワ文庫 FT 22 光の輪 1) / 感想・レビュー
ワッピー
久しぶりの再会。クマとカワウソと小人のブロコが太陽の野で出会い、不思議な大河カリクス・ステイを渡って「光の輪」に属する魔法使いグレイファクスとファラゴンから世界の危機について話を聞き、3人が小人族の館の残骸に住むクレディンを訪れるまでのんびりと話は進んでいきます。小人が闇の勢力に拉致されてから、急転直下、クマとカワウソは人間の戦場に入り込み、新しい仲間と新しい旅が始まる・・・まだ全体像が見えなくてわかりにくいこと、かなり哲学的な側面はありますが、鉄の戦場と魔術が不思議にマッチしたファンタジー世界です。
2016/09/11
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
☆×4.5…ある新聞連載の小説を思い浮かべたのは登場人物に動物が出てくるからかな。(共通するのはネズミだけ)この作品は魔法度はそんなに高いわけではないです。一部の登場人物は魔法を使いますがね。そんな中面白いのはカワウソとクマの1匹だけの冒険の場面。特にクマのところは彼らしさが存分に出ています。(呪文をあわてて使ったり…)これからどうなっていくのかが楽しみな作品です。
2011/09/11
金木犀
1980.8初版
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