妖魔の騎士 下 (ハヤカワ文庫 FT 56)
妖魔の騎士 下 (ハヤカワ文庫 FT 56) / 感想・レビュー
ぱでぃんとんⅡ
父親を探し求める少年が、騎士になる夢を捨て、妖魔使いになる決意をする。妖魔をしもべにするための指輪作り、姿かたちを与えるために粘土で形を作るなど、独特の魔法が面白い。発行された時からお気に入りの話で、久しぶりに読み返したけど、まったく色あせていないなと感じます。最近の翻訳FTに比べても、見劣りしないしこの作者さんのほかのお話も読んでみたい! 翻訳してくれないかしら…。
2011/02/06
kinaba
☆ ギルドラムとクレイの、父と子であり、レジークに仕える少女と少年であり、魔法を教える母性すらある師匠と子であり弟子であり、僕であり、仇であり…という幾重もの形を見せる交流の形が美しい…。素敵な物語でした。
2010/10/11
冬至楼均
妖魔使いの父親の完全な一人相撲。昔は主人公視点で読んでいたはずなんだけど、今読み返すとどうしても視点が…。
2013/03/09
かりさ
装丁のイラスト(めるめんめーかーさんが好きでした)、あらすじに惹かれて14歳だったか15歳だったかの頃読みましたが、今まで出会ったことのない素敵な世界にすっかり魅せられました。今でもその強烈さが記憶にあるほど。また再読してみたいな。
金木犀
1983.8初版 表紙/める様
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