黒い獣 (ハヤカワ文庫 FT 75)
黒い獣 (ハヤカワ文庫 FT 75) / 感想・レビュー
しまっち。
前3作とはガラッと印象の変わった本作。同じアイルの地の物語なのか?と戸惑いながら読み進める。どうにも闇、黒、暗なのである。でも、前3作で光ばかり感じていたので、この闇がさらに深く感じられたような気がする。ただ、表にはなかなか出てこなかったけれど、愛が深く流れているのは同じ。それと同じだけの憎しみもあったことが、むしろ人間くささを感じさせた。いろんな教訓も含んでいるようなストーリーだ。谷を出たフレインと、トレヴィンの息子デイルが出会うという次作も楽しみである。
2015/07/01
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
アイルの書の中では最も性的色が強い作品。他の作品とは毛色が違います。
2007/04/03
KJ
ようやく再読。今朝から最終巻の「金の鳥」を読み始めました。ゆっくりだったけどようやくここまできたか、という感じです。この話もゆっくりと読もう。
2014/06/21
しき
初読は20年以上前。前巻までに比べて毛色が違ったので、とまどった記憶が……。はやく再読したい
jun
再読
2006/09/06
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