霜のなかの顔 (ハヤカワ文庫 FT 103)
霜のなかの顔 (ハヤカワ文庫 FT 103) / 感想・レビュー
sohara
ジョン・ベレアーズの初読み。新聞のコラムで知ったのだが、本を手に取って初めて訳者が故浅羽莢子だったことに気付き、彼女を敬愛する身としてはとてもうれしかった。ファンタジーではあるが、老魔法使いの主人公とその親友の魔法使いが協力して敵と戦うという、不思議な味わいの物語。主要人物には、秘められた能力を持つ若者も美しい乙女もおらず、恋愛沙汰も無し。児童書かもしれないが、大人も楽しめる。浅羽訳の未読SF、ファンタジーはまだ多数あり、丹念に読んで行きたい。
2014/04/08
金木犀
FT103 198710初版 正しくは『霜のなかの顔』
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