剣の輪舞 (ハヤカワ文庫 FT カ 2-2)
剣の輪舞 (ハヤカワ文庫 FT カ 2-2) / 感想・レビュー
ふうせん
内容はおいておくとして、問題は訳。まるで大学生が授業で渋々訳した文のよう。元の英文に違わず戻せるのではないかというくらいに直訳に思われる。さらに言うと、25年前ということを踏まえても、ファンタジーに相応しい言葉選びもなされていない。これが井辻朱美だというのだから驚き。この訳でここまでの評価を得られていることからも分かるように、内容は素晴らしいのだが。増補版では違うのかな。それとも短編が追加されているだけか。
2016/11/12
sin
日頃、目的の解ったミステリーなどの作品を読むことになれているからだろうか?この物語に関しては先が読めずそのためまるでステップを踏むように読み進めていった。次の一歩を踏み外さないようにバランスを考えながら、踊りきった今はすばらしい読書体験をしたという満足感を感じている。しかし、主人公の菊の契り(キャーキャー)はどうもなじめないが、それによって物語の深みが増しているし、自然な感じだし、ありなんだろうな。
2013/06/19
紫野
昔から大好きな1冊。リチャードの尽くしっぷりがすごい。
佳珠
匂い系…??
2011/03/07
金木犀
FT174 1993.2初版
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