王と最後の魔術師 上 (ハヤカワ文庫 FT カ 2-4)
王と最後の魔術師 上 (ハヤカワ文庫 FT カ 2-4) / 感想・レビュー
olivegreen
はじめ手強かったが、だんだん話が見えてくると先が気になる。シリーズ時系列順に読んでるけど、そうじゃなかったらかなり混乱しそう。だんだん耽美度も上がってるような・・・。表紙のセロンが美しい。プロローグ読んだときから嫌な予感が・・・。結末読むのが怖い。
2010/12/02
彩也
「剣の輪舞」の六十年後。これだけでも読めるが、「輪舞」の増補版の後の方が分かりやすくて良い気がする。最初の方は歴史ものっぽく読め、「輪舞」に登場した人物のその後を楽しめていたが、後半になりファンタジー要素というか「魔術」の色合いが濃くなるに従って、面白さが失速していったような印象を受ける。王と魔術師の真実や王制復古の動きとか気になるのだけど、物語を引っ張る何かが足りない感じがする。
2010/08/15
まろん
★ うーん、全くこの世界に入れなかった・・・。バージルや同僚、教え子たちの話についてゆけず。我慢して読めば面白くなってゆくかも、と思ったけど私にはラストまで合わないままだったので残念。下巻はないな。
2017/08/18
旅猫
以前の世界からさらに入り組んだ世界で、主人公の二人が出会う。世界にめまぐるしく翻弄される登場人物たち。やはりこれは人間達よりは「世界」の物語なのかな。
2011/08/23
れじーな
確固たる世界観と多量の登場人物がさっぱり理解できなくて混乱したまま読み終えました。不思議な固有名詞も知っていて当然とばかりに何の説明も無いのは、どうやらこれが何かの続編だったからのようで…。セロンにもバージルにも性格的に馴染めず、何の躊躇いも無く男同士で恋をしている人たちの多さにも戸惑い、最後まで置いてけぼり感が拭えませんでした。下巻を読むのが悩むところです。
2010/05/26
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