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宇宙ゴミ大戦争 (ハヤカワ文庫JA)

宇宙ゴミ大戦争 (ハヤカワ文庫JA)

宇宙ゴミ大戦争 (ハヤカワ文庫JA)

作家
横田順彌
出版社
早川書房
発売日
1977-01-01
ISBN
9784150300913
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宇宙ゴミ大戦争 (ハヤカワ文庫JA) / 感想・レビュー

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亮人

ヨコジュンの処女作品集。第一部のシリアスSF短篇2篇、第二部のハチャハチャSF短篇3篇、第三部のショートショート21篇、の三部構成。一部は、2篇とも核戦争での終末テーマ。カットバックを多用してリズムを持たせながらペーソスあふれる筆致で切ない。二部は、すべて不出世のサラリーマン荒熊雪之丞が活躍するシリーズ。これぞハチャハチャという相変わらずのギャグの嵐。三部のSSは、星に関するメルヘンが主テーマで、ヨコジュンこんなのも書いてたのかと吃驚。巻末解説の小松左京先生によるハチャハチャの由来の解説も必読!

2015/02/06

ヴィオラ

国内SFには、ほとんど触れてこなかった人間なので、当然のように横田さんもちゃんと読むのは初めて。「ハチャハチャ」というのだけは聞いていて、そういう作品を予想していたんだけど、受けた印象が全く違って戸惑っているw 繊細でデリケート、全体的にそんな印象。色んな事に臆病な感じさえ受ける。いわゆるハチャハチャな荒熊雪之丞の話でさえ、どこか「笑い飛ばしてないとやってられない」みたいな感じを受ける。解説の小松左京さんは、それを「照れ」と表現しているが、さすがに判断するには横田経験値が足りない。もう少し色々読んでみよう

2019/11/01

埋草甚一(U.J.)

僕は横順さんと会ったことがある。 一緒に麻雀卓を囲んだ。會津信吾氏も一緒の地方コンだった。 凄くサービス精神旺盛で、生真面目で、機知に富んでいて、何よりも本気でSFが大好きな人だ。偉大なる先達である。 そんな人柄が溢れた初短編集だ。ハチャハチャから暗鬱なハードSF、リリカルでファンタシイなショートショートが網羅されている。 何より、散りばめられたSFの知識は、読み返してみて初めて気付くくらいに巧妙に仕込まれている。 亡くなってしまったことが惜しい。もう一度馬鹿話をしたかったなあ…

2019/12/13

ひろみ

くだらなくて好き。

冬至楼均

第一章が時代を感じさせる。

2015/04/30

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