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消滅の光輪 1 (ハヤカワ文庫 JA 134)

消滅の光輪 1 (ハヤカワ文庫 JA 134)

消滅の光輪 1 (ハヤカワ文庫 JA 134)

作家
眉村卓
出版社
早川書房
発売日
1981-06-01
ISBN
9784150301347
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消滅の光輪 1 (ハヤカワ文庫 JA 134) / 感想・レビュー

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亮人

連邦経営機構から任命された植民惑星を統べる司政官マセが、太陽の新星化で破滅の危機からどう住民を助けるのか……というプロットは至ってシンプル。だが、惑星統治・政治的駆引き・貨幣経済・ロボット官僚体系・惑星生態系・先住異星人文化など細かなディテールの書き込みから浮かび上がってくる惑星ラクザーンの姿には圧倒。マセの視点からのみで描くスタイルは冗長にもなりかねないが、敵対勢力の策謀などマセの困難と苦悩と決断をダイレクトに感じられ、読み進める手が止まらない。面白くて堪らない。続いて2巻に行きます。

2014/04/22

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