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戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫 JA 183)

戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫 JA 183)

戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫 JA 183)

作家
神林長平
出版社
早川書房
発売日
1984-02-01
ISBN
9784150301835
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戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫 JA 183) / 感想・レビュー

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はるを

🌟🌟🌟🌟🌟(ややオマケ)およそ二十数年振りに再読。しかも【改】版ではない(今では入手困難)1984年出版本は初読。激シブなエピソードが8話挿入された短編集。緻密な整備描写、操縦描写が空想上の雪風に重厚感や冷たさ美しさを添えてくれる。20年も経つと良くも悪くも内容を覚えていなくて、また俺自身も読書スキルが上がっているので昔よりも手応えを感じて楽しんで読む事が出来た。主人公は思っていたよりも熱血漢だった。新しい機体にこういう表現で雪風の意識を移行させる方法は矢張り才能のなせる技か。

2023/03/20

作楽

敵は海賊が好きなので・・・。所々似たところがあり、あ、同じだ・・と思ってしまった。敵がよく分からないので、分からない敵に対して索敵を行い続けてる感じかな。雪風、ちょっと怖い・・・(苦笑)ラジェンドラが恋しい・・・w

2014/12/22

ぶうたん

横山宏の表紙も懐かしい最初に出た本で再読。著者の本を読むのも本当に久しぶりな気がする。連作短編でちょうどSFを本格的に読み始めた頃と重なるので懐かしさが先に立つ。初出を調べたら最初に読んだのはSFマガジンを読み始めてまもない頃の「フェアリー・冬」であった。単発の短編や長編ともだいぶ趣が違うが、今でも続編が書かれている息の長いシリーズで、メカフェチのための小説とも言える本作は、著者の嗜好が強く出ているのかもしれない。

2023/07/17

カイエ

新作が出たのでシリーズを最初から再読。敵海も好きだけどやっぱり雪風は別格だわーと思いながら読みました。人間がAIを擬人化したがるのは対話できないと怖いからでは、という話を以前読み友さんとしたのだけれど、雪風にもそういう怖さがあるよね。怖さ、強さ、賢さ。すべてが魅力的。

2022/04/27

ちぬ

<改>から読み始めて、アンブまで読んだので比較の為に神保町で粘って入手。大筋には変化が無いが、零の「むは(無印)」→「遠慮しておく(改)」とかはハートがずっきゅんだった。萌えた。他にもセリフの細かい変化などを読み比べると楽しい。無印は全体的に敵海のようなスラップスティックな雰囲気も強い気がした。

2011/05/19

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