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切り裂き街のジャック (ハヤカワ文庫 JA 206)

切り裂き街のジャック (ハヤカワ文庫 JA 206)

切り裂き街のジャック (ハヤカワ文庫 JA 206)

作家
菊地秀行
山田章博
出版社
早川書房
発売日
1985-08-01
ISBN
9784150302061
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切り裂き街のジャック (ハヤカワ文庫 JA 206) / 感想・レビュー

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おかむー

菊池秀行にしては超人も魔人も出ないおとなしめともいえる描かれ方ですが、この作品の場合は世界観と設定こそが肝。『よくできました』。『気象コントロール衛星へのテロによって海面が70%から85%にまで広がった2105年、その世界で再現される19世紀末のロンドン、事件や犯罪までもアンドロイドの被害者によって再現されるなか起こる切り裂きジャックによる本物の殺人…』まさに菊池趣味全開、というかロンドンを文章で再現することこそこの作品の一番の目的でしょう。世界と自己の存在への不安から繋がるラストも納得の良作。

2014/05/08

カザリ

再読したんだけど、やっぱり内容がつかめないまま。ううむ。情報が錯そうしていて、読みづらいのかも。断念 すごく面白い感じがするのだけど。

2017/11/11

いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

*SFホラー*吸血鬼ネタの小説読解の為読了。1888年、ロンドンの路上で女性が喉を掻き切られ死んだ…。切り裂きジャックの凶行である。それから時は流れ2105年、気象コントロール衛星の誤作動が、歴史そのままのロンドンを造り出した…あの殺人鬼も一緒に……。――さて、恐怖の機械によって再現された。切り裂きジャックに纏わるSFホラーが本作な訳ですが…。何故『吸血鬼ネタの小説読解の為読了』と、申しますと…。 ⇒続き

2013/12/27

Porco

タイムマシンを使わない、力を持った男の偏執によるロンドンとジャック・ザ・リッパーの再構成はたしかにSF。読んでいて話が頭に入りにくいし、ラストも「あ、終わった、なんだったんだ」と何も思うことなく終わった。話の主題になるロンドン再創生の設定は良かったのに残念だな

2024/07/13

カザリ

半分まできた。ぼーっと読んでいると展開がつかめない。情報を詰め込みすぎなのかな。そして、会話のウィットはおもわずアンダーラインをひいてしまうが、展開がそれほど気にならない。世界観が好きになれないのかな。会話はかっこいいいんだよなあ。

2012/12/20

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