大魔王にアタック (ハヤカワ文庫 JA 240 ラブ・ペア・シリーズ 3)
大魔王にアタック (ハヤカワ文庫 JA 240 ラブ・ペア・シリーズ 3) / 感想・レビュー
へくとぱすかる
1987年。元祖ラノベというか、字で書いたギャグマンガだな、これは。ゲロヨン杉山の大暴走を前にしては、ラヴ・ペアも脇役と化してしまう。昭和レトロファミコンRPG楽屋落ちとパロディ満載の異次元ファンタジー(だよなぁ)。もはやメタ・ノヴェルなんて次元を軽~るく飛び越す爆笑篇。「あの時代」のブームは何だったのかを知る資料にも使えそうな作品。正雄のようなイケメンは浮いてしまうのでギャグを連発。でも杉山にかなうはずがない。ひさしと麻美が「ぼく」に合体化して超能力を存分に発揮するのも、あちらの世界だからこそ、だよね。
2022/01/15
洪七公
既読本
1987/06/29
ナガサワ
なんともはや。ドタバタ感がさらにパワーアップ。でも読んでいて煩わしかったのは、ドタバタ感よりも『作者自身のノリ・ツッコミ』。筆の運びを卑下するものが多いんだけど、読んでいて(#゚Д゚)y-~~イライラ。話の内容が、その分だけ飛ぶのでさらに(#゚Д゚)y-~~。一冊の本に二回ぐらいまでなら作者の出番(言い訳でもいい)は許そう。けど、それを越えると、せっかくの話が見えなくなる。
2012/09/19
丰
Y-20
2007/05/17
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