泣き婆伝説 (ハヤカワ文庫 JA カ 2-8)
泣き婆伝説 (ハヤカワ文庫 JA カ 2-8) / 感想・レビュー
hirayama46
ノンシリーズのSF短編集。スラップスティックだったりロマンチックだったりと、いつもの梶尾真治の持ち味の出ていた短編集でした。お気に入りは実際の参院選に材を取った表題作。現実の選挙というのも、きっとなかなかに物語的なところがあるのだろうなあ。良くも悪くもキャラは立っていますし。
2019/12/26
miroku
梶尾真治は面白い♪
2009/10/27
うお河岸
凄まじい表題とカバーイラストの可愛さに一眼で虜となり、梶尾真治愛読者のきっかけとなった一冊。半実話の表題作を筆頭に、シュール・ブラック・泣ける…傑作目白押しの短編集で、数十年を経て読み返しても古臭さをあまり感じず楽しめました。 特に1話目のホラー『干し若』。初読(学生)時はラストの見事なオチに震えつつ感服したものの、読み返す度にこの今の時代・世相こそ、現在のCG技術で実写化して地上波放映(NHK深夜ドラマ枠や「世にも奇妙な物語」とかで)して欲しいと切に願ってしまいます。
2020/02/01
1977年から
1993年
りこ
表題作に惚れた!多分この時期の選挙戦を戦った人じゃ無いと、本当の意味では共感出来ないのかも知れない。登場するキャラクターがあまりにも魅力的で、ついつい引き込まれてSFと言うジャンルを忘れてしまう出来映え。
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