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ハイブリッド・チャイルド (ハヤカワ文庫 JA オ 1-5)

ハイブリッド・チャイルド (ハヤカワ文庫 JA オ 1-5)

ハイブリッド・チャイルド (ハヤカワ文庫 JA オ 1-5)

作家
大原まり子
出版社
早川書房
発売日
1993-09-01
ISBN
9784150303938
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ハイブリッド・チャイルド (ハヤカワ文庫 JA オ 1-5) / 感想・レビュー

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まる

人工知能を持つロボット達の話でありながら、神話的で宗教的な、不思議な雰囲気でした。難しくて全然把握しきれませんでしたが。こういうのを読むと人間を人間たらしめるものって何なんだろうと思いますね。

2018/03/26

ヘビメタおやじ

ハイブリッド・チャイルドの設定などSF的ガジェットと世界観は魅力満点です。しかし、ストーリーは詩情的過ぎて、私にはちと辛かったです。哲学的な作品は大好きなのですが、解答・解決を詩情に逃げているようでスッキリしません。感傷的な部分が強調されているので、登場人物にも感情移入しづらいのも、気になりました。ただし、これはこれで一つの世界を構築しているのは確かで、こんな言い方は良くないかもしれませんが、男性には書けないSFであるのは間違いないと思います。

2017/02/10

Miyako Hongo

初読み。SFというよりは幻想文学。ラクダに似た食肉獣、透明な羽で宇宙を飛ぶ少女、白い繭の6本足の棺、銀の風花、ラフレシア…。年取ったせいか次から次へと出てくるイメージについて行くのが大変だった。もうちょっと短いと読みやすかったかな。 □非人間によるボーイミーツガール。機械や宇宙人や人工知能の恋愛と母性の物語。そりゃまあどんな物にも母はいるわな。それを神と呼ぶかどうかは別にして。

2015/06/13

らくだ

ずいぶん昔に「少女が主人公のSF小説を読みたい」と思って買った本。急に思い立って去年から読み始めたが、とても面白かった。壮大な、ひとつの神とも言えそうな生命「かれ」が何者かについての物語。メインに据えられた少女の細胞を取り込んだそのものに変身できる機械の旅も面白い。狂気に至った母、見捨てられた子供、母殺しが何重にも重ねられて語られていて、母子の関係がこの作品のテーマというか、語られている問題なのだと思う。面白かった。

2021/01/11

ろびん

個人的には最初の章がマックスでした。

2019/02/06

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