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ジェンダー城の虜 (ハヤカワ文庫 JA マ 4-2)

ジェンダー城の虜 (ハヤカワ文庫 JA マ 4-2)

ジェンダー城の虜 (ハヤカワ文庫 JA マ 4-2)

作家
松尾由美
出版社
早川書房
発売日
1996-08-01
ISBN
9784150305628
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ジェンダー城の虜 (ハヤカワ文庫 JA マ 4-2) / 感想・レビュー

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ピップ

伝統的家族制度に挑戦する家族のみ入居可能な地園田団地で起こる誘拐事件の話。ジェンダーをテーマにしてるけど、主張や問題提起など一切なく、コミカルで軽くて読みやすい。逆に言うとジェンダーの知識も増えません(笑)ただ、ラストに明かされる実験内容は、現在の技術では十分可能ではないかと思われ、ぜひともどこかでやっていただきたいと思ってます。野次馬的な立場からの意見ですが(笑)

2021/11/28

タカギ

好き…。ジェンダーとかイマジナリーフレンドとか、1996年が初版であることを思えば、驚異的に新しい作品。今読んでも、パソコン通信以外は古くない。『バルーン・タウン』といい、著者は尖った人だったのかな。最近は恋愛ミステリの印象があるけど。ラストシーンがとても温かくて良いし、タイトルの意味もわかる。深み。ミステリとしてはやや反則かもしれないけど、最近の特殊設定ミステリがお好きなかたにもお薦めしたい良作。

2022/05/29

Kentaro Tanaka

特異な設定であっても、流れるように滑らかで自然なストーリー展開は流石です(*´∀`)♪楽しく読めましたが、もう少し色濃くキャラクターが出ても良かったかな、と思いました★ただそうなると、バランスが崩れるのかな。。読み易い作品だったと思います☆

2018/04/06

星落秋風五丈原

「入居資格は伝統的家族制度に挑戦する家族であること」友朗が住む地園田団地は、設立者の大富豪の意向で、主夫のいる逆転家族や血縁のない契約家族、同性愛カップルなどが住む実験団地だった。そんな風変わりな場所に今度引っ越してきたのが小田島博士一家。しかし博士は到着早々何者かに誘拐されてしまった!友朗と団地住人達は博士の娘の美宇を助けて真相究明に乗り出すのだが。

2001/10/21

岡本匠

松尾由美の1996年に出版された本。 松尾由美は好きで良く読むけれど、この本は中々手に入らなかった。ようやく天神橋の天牛書店の均一棚で発見。 同じ松尾由美のバルーンタウンシリーズと同様にジェンダーをテーマにした架空都市を舞台としたコミックミステリー。

2015/05/19

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