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血: 吸血鬼にまつわる八つの物語 (ハヤカワ文庫 JA ン 1-1)

血: 吸血鬼にまつわる八つの物語 (ハヤカワ文庫 JA ン 1-1)

血: 吸血鬼にまつわる八つの物語 (ハヤカワ文庫 JA ン 1-1)

作家
大原まり子
出版社
早川書房
発売日
2000-06-01
ISBN
9784150306403
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血: 吸血鬼にまつわる八つの物語 (ハヤカワ文庫 JA ン 1-1) / 感想・レビュー

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nuit@積読消化中

【日本の夏は、やっぱり怪談2020年】〈其の一・和編〉 参加で読みました!8人の作家による多種多様なアンソロジーでした。個人的には夢枕獏氏の陰陽師からの「血吸い女房」を読んで、読みかけだった陰陽師シリーズを読破したくなりました。また篠田節子氏「一番抵当権」なども個人的には世にも奇妙な的な小気味いいノリが良かったです。

2020/08/10

のぼる

まさに、「吸血鬼にまつわる」バラエティ豊かな八つの短編集。 よく分からない作品もあったが、小池さんの「薔薇船」、佐藤嗣麻子さん(『エコエコアザラク』や『アンフェア』シリーズの映画監督だそう)の「アッシュ」が良かった。 この企画は面白い。以前ゾンビ映画「アイアムアヒーロー」の小説版(アンソロジー)があったが、あの作家陣でドラキュラ版を是非やって欲しい。

2020/03/29

tosca

吸血鬼をテーマとする8篇のアンソロジー。アンソロジーの良い所は、当たり外れがあったとしても未知の作家に出会える事だと思うのだけれど、今回は大原まり子氏を知った事が収穫、とても気になる。ダントツに好きだった2作品は大原まり子「13」なんだこの世界観、好きだ。そして佐藤亜紀「エステルハージ・ケラー」。わずか15ページの中に佐藤亜紀が目一杯つまっていて楽しかった。吸血鬼なんか出てきそうもないのらりくらりとした出だしから、いきなりの直球ど真ん中。ほほほ、幸せな吸血鬼とは、さすが佐藤亜紀さんだ。

2021/07/07

アイアイ

血吸いシーンがどれもヴァイオレンスなエログロ。 赤毛の女ホリィに誘惑され人間で無くなってしまった撲。アッシュ / 佐藤嗣麻子 。 10歳の頃に山道で見知らぬ男に太ももを吸われその官能にのけぞった南海子が大人になって 今度は吸血鬼側になる。薔薇船 / 小池真理子 。陰陽師の話、血吸い女房 / 夢枕獏 。が面白かったです。 あまりにも気持ちよさそうなので、ちょこっとだけ吸われたくなった。▽図書館

2016/02/11

5〇5

~「血」の血づくし~                              血の気が引くもの、血も凍るもの、さらには血が騒ぐものまで、バラエティに富む作品集です。「吸血鬼ドラキュラ」が書かれて100年以上経っても、伯爵の血を引く作品は生みだされ続けているのです。吸血鬼に血道を上げて、血を見ることが大好きで血に飢えた吸血鬼フリークは血がたぎったのではないでしょうか。

2020/06/19

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