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千の王国百の城 (ハヤカワ文庫 JA キ 4-1)

千の王国百の城 (ハヤカワ文庫 JA キ 4-1)

千の王国百の城 (ハヤカワ文庫 JA キ 4-1)

作家
清原なつの
出版社
早川書房
発売日
2001-06-15
ISBN
9784150306670
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千の王国百の城 (ハヤカワ文庫 JA キ 4-1) / 感想・レビュー

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buchipanda3

山極さん、小川さんのゴリラ本を読んでいて「金色のシルバーバック」を思いだしたので収録作を再読。清原さんの描くSFは軽めのタッチの絵で親しみやすく、それでいて中身はとんがっていてシニカルでコミカルでとても好み。古い作品だけどやっぱりいいなあ。「金色〜」はガール・ミーツ・ゴリラ。人の社会に辟易した少女が言葉を喋れるオスのゴリラ、シルバーバックと過ごした日々が綴られている。シルバーが優しい。これは女の子が惹かれるはずだ。他には近未来SFの「アンドロイドは電気毛布の〜」と古代ファンタジーの表題作がお気に入り。

2019/05/25

野のこ

SFが複雑ではなかったので、私にも読みやすかったし、設定も好みのが多かった。特に印象に残ったのは「金色のシンバーラッグ」ゴリラが強がっていじいじする様子が可愛かった、でも最後はせつない。表題の舞台の客席の足元から香りの風がふくのは当時はまだなかったはず!?私はディズニーランドで同じ体験をしてびっくりした記憶があります。幻影マジックや座席から飲み物がでてくるとか近未来っぽくて実現してもおかしくないと思いました。

2018/01/30

阿部義彦

清原なつのとSFは思いの他相性が良いのだなあ。

2015/07/27

文句有蔵

清原なつのは「花岡ちゃんの夏休み」以来である。友人に貸して、戻って来なかった。私に、「大事なものは貸してはならぬ」と教えてくれた一件(笑)さて。一冊丸ごとSFだったのは、花岡ちゃんしか知らない私には意外だったが、清原なつのらしいハートウォームな作品群で、とてもよかった。中でも「銀色のクリメーヌ」の「私のささやかな命が」から始まる手話と、ラストの一枚には胸を打たれた。私の体は薬物によって出来ている、と自覚するほど薬漬けの私だが、多くのクリメーヌによって救われているのだと自覚させられた。彼女達に感謝します。

2014/11/29

あさひ

真珠とりが傑作。

2017/08/27

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