ヤーンの時の時 (ハヤカワ文庫 JA ク 1-87 グイン・サーガ 87)
ヤーンの時の時 (ハヤカワ文庫 JA ク 1-87 グイン・サーガ 87) / 感想・レビュー
starbro
★超大作(公式表現:未曾有の大河ロマン)『グイン・サーガ』シリーズ全180巻完読プロジェクト(ギネスに挑戦!) https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11805473?sort=book_count&order=desc 今回は、正伝87巻(109/180)です。今巻は、アルド・ナリス、真の死の巻でした🐆 続いて、ゾロ目の正伝88巻へ。
2022/08/23
nonたん
この本のタイトルにずっと違和感があった。栗本さんが亡くなった後から読み始めた「グインサーガ」当然ハンドブック等も出ていて、全作品が一覧できるわけだが、このタイトルには最初から引っかかっていた…。彼が心待ちにしていたグインとの邂逅。イシュトヴァーンによってマルガを蹂躙されなければ、この邂逅さえ果たしてこの時にあったであろうか。やっと憧れのシレノスに逢える喜び。まさにその時が来た。幼子のようにはしゃぐ彼。彼が待ち続けた時から見れば刹那とも思えるその邂逅だった。神聖パロ王国初代国王 アルド・ナリス……。
2012/09/01
瀧ながれ
グインとはじめての対面を果たしたナリスが、こどものように嬉しそうでかわいらしくて、ほんとうに大好きな場面なのですが、そこから怒濤のかなしみになだれこむために、何回も読んで、そのたんびボロ泣きする厄介な巻です。…また泣いた。ナリスの場面は身構えていたので堪えられたのだけど、カイのいじらしさに崩れた(泣)。カバー絵のカイにすら泣ける。パロのこともキタイのこともなにひとつ決着してないけど、なにか大きな物事が終わってしまった気分です。
2016/03/03
コロチャイ
本の登録を忘れるくらい、むさぶるように読んでしまった。そして涙を流してしまった。ナリス、イシュト、グイン、リンダ、そしてヴァレリウス。特にナリスとグインが会した場面が圧巻だ。その後の5者の鼎談或いは内面の暴露。強烈な87巻だった。
2024/07/18
Toshy
イシュトバーンに惹かれる人は死んでしまうということがまた一つ実現しました。それも今まで物語を形成していた重要な人でした。これから新しい展開になるのでしょうか?
2014/02/05
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