小池真理子のエンジェル・アイズ (ハヤカワ文庫 JA コ 2-5 小池真理子短篇ミステリ傑作集 4)
小池真理子のエンジェル・アイズ (ハヤカワ文庫 JA コ 2-5 小池真理子短篇ミステリ傑作集 4) / 感想・レビュー
佐島楓
既読の短篇がほとんどだった。やはり小池さんのミステリは良い。最初に悲愴な結末をにおわせておいて、読者をがっちりとつかみ、最後まで離さない。
2015/10/17
星落秋風五丈原
「夜顔」(『水無月の墓』所収)死んだ夫が残した秘密めいた鍵をこじ開けるまでの緊張感。「野ざらしの家」(『記憶の隠れ家』所収)夫を亡くした38歳の志保は10歳年下の義理の息子に仄かな恋心を抱く。中年女の切なさを細密画のように描く「秋桜の家」(『ひるの幻 よるの夢』所収)を含む小池短篇の集大成ともいえる傑作集。巻末に特別書き下ろしエッセイ収録。
2003/04/14
kaizen@名古屋de朝活読書会
短編推理小説傑作集。全6話。 獣の家 静かな妾宅 本当のこと 夜顔 野ざらしの家 秋桜の家 巻末エッセイ「光が見えたあの頃」 編者 結城信孝 解説 初出誌、収録書一覧 という構成になっている。 家にまつわるものを集めている。 親子,夫婦が登場する。 人が亡くなる話、亡くなった話が出てくる。 犯人探しが目的ではない。 やや暗めなのが気になる。 巻末エッセイ「光が見えたあの頃」の中で, 「作家は時折,新作に関するインタビューを依頼されることがある。」 という書き出し。
2012/09/13
さくら
暗めですね。新津きよみさんの書く話と似ている印象。女の人だからこそ、という感じのストーリー。
2013/07/02
みち
★★★★
2014/10/07
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