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マルドゥック・スクランブルThe Third Exhaust (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-3)

マルドゥック・スクランブルThe Third Exhaust (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-3)

マルドゥック・スクランブルThe Third Exhaust (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-3)

作家
冲方丁
出版社
早川書房
発売日
2003-07-01
ISBN
9784150307301
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マルドゥック・スクランブルThe Third Exhaust (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-3) / 感想・レビュー

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とら

全三巻、原稿千八百枚の超大作SF、完結。”カジノのシーンを全て終えたとき、ようやく自分にSFが書けたと思った。”と語る冲方さん。そう、正直この作品で一番印象に残ったのはカジノの場面なのである。それがSFなのかどうかは知らない。でも確実に良い、ということは分かる。面白ければ何でも関係無い。精神的な痛みって、肉体的な痛みよりつらいと思う。この作品は戦闘シーンも多いが、心情の移り変わりも多い。でもそっちの方が読者にとっては色々考えて読める。戦闘は勢いで読めるけれどwもうこれからバロットは大丈夫。もっと読みたい。

2013/03/15

akira

前巻以上に引き込まれるカジノシーン。心理戦。場を支配しターゲットを敗北に引きずりこむ。勝負は、劣勢であればあるほど読み手としては興奮する。そしてそれも伏線。復讐を果たすもこちら側に虚無感が残る。あれだけの勝負を見事にやってのけながら…それも人間らしい感情か。それにしてもあざといバロット。そしてどこまでも紳士なウフコック。「少しは妬いてくれても良いのに」

2013/02/18

いおむ

再読!今読んでも圧倒的に面白い。このシリーズをゆっくり読破して行きたい。

2022/11/20

Our Homeisland

読み始めてしまったので終わりまで、三冊読みましたが面白くなかったです。多くの言葉と文章でいろいろなことが語られているが、どれ一つとっても心が動かされたり、興味がわいたりするところはありませんでした。前に読んだ「天地明察」も世間で大絶賛されるほどでは無いという印象でした。このようなものを書いていた人が、「天地明察」路線にどう進んだかが不思議ではあります。あとは「光圀伝」というのがありますが、分厚すぎて敬遠したくなります。ギャンブルシーンなら、阿佐田哲也の麻雀ものの方が、はるかに面白くておすすめです。

2016/04/01

シロナガススイカ

死ぬほど眠たい──。バロットの"答え"を探す戦いであると同時に、私の睡魔との戦いでもあったこのシリーズもこれにて読了。と言っても決して内容がつまらない訳ではなく、原因は寝起きに読んでいた私にある。だがこの第3部は凄い。1部と2部の魅力が凝縮され、漂う緊張感&大迫力の展開は私の眠気を吹き飛ばしてくれた。バロットが敵を穿つと共に、私も打ち勝たせて貰った。物語は全てが決着し、どこか晴れやかな気分だ。私達の戦いはこれで終わ…ん?待ったこのシリーズ現在進行形で続いているのか!全然終わりじゃない。寧ろ始まりじゃん…。

2022/10/30

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