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復活の地 1 (ハヤカワ文庫 JA)

復活の地 1 (ハヤカワ文庫 JA)

復活の地 1 (ハヤカワ文庫 JA)

作家
小川一水
出版社
早川書房
発売日
2004-06-10
ISBN
9784150307615
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復活の地 1 (ハヤカワ文庫 JA) / 感想・レビュー

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みっちゃん

惑星統一を果たしたレンカ帝国を襲った大地震。異星間戦争により、地球が消滅してしまった未来という設定だけど、破壊された都市、理不尽に失われる命、災害の描写を物語として楽しむ事は出来ない。胸が苦しくなる。各機関の連携がずたすだになり、さらに被害が拡大する箇所はもどかしく、怒りすら感じた。皇族でただ1人生き残った少女と復興に奔走する青年官僚を軸に物語は進むのだろうか。それにつれ、軍部や貴族等の格差や侵略を是とする、この国のありようも変わってゆくのだろうか。2巻へと進みます。

2014/08/21

Tadashi_N

地震に被災した話がリアルだったが、作品ができたのは東日本の前。かなりびっくり。ロストテクノロジーの宇宙船が登場する。

2018/02/08

いおむ

小川さんの本という事だけで全く予備知識無しにて古本を購入。遙か未来の別の星で東日本大震災を彷彿とさせる大災害に見舞われ国の中枢がほぼ壊滅した星の話。東日本大震災の前にSFとして書かれている内容が驚異的。今としてはラノベSFぽい装丁が逆に読者を限定させてしまってるのではないかと思う程に緻密な書き込みに設定。この一巻目で主要人物が出揃いこれからどんな物語が始まるのか非常に楽しみです。

2018/12/24

miroku

登場人物たちの魅力が物語に力を与える。小川氏得意のお仕事SFの一種とも言える作品。面白くないわけがない!

2017/03/12

BUBI

全ての公務員、必読の書w 十二国記の「丕緒の⿃」も公務員に読ませたいと思った本ですが、つまりは私利私欲なく、民のために働くっていうことがどういうことなのか、痛いくらい伝わってくる作品です。一方、十二国記の他の作品では「王」つまり施政者の役割も考えさせられるんですがそこも共通している。大災害の最中ではリーダーとなり、何が正しいかを判断し、大勢の人間を動かせる能力が必要で、そういう人物に適切な権力を与えること…大事ですね。大災害の描写は東日本大震災を思わせて辛いですがお勧めです。興味のある方はぜひ。

2023/01/09

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