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復活の地 2 (ハヤカワ文庫 JA)

復活の地 2 (ハヤカワ文庫 JA)

復活の地 2 (ハヤカワ文庫 JA)

作家
小川一水
出版社
早川書房
発売日
2004-08-06
ISBN
9784150307660
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復活の地 2 (ハヤカワ文庫 JA) / 感想・レビュー

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みっちゃん

帝都トレンカの復興に孤軍奮闘するセイオ。しかしその志は国民には理解されず、彼自身も過去の憎しみを昇華できず、身近な人々に心を開けない。そんな中、少しずつ、少しずつ彼の理解者が…この物語は皇女スミルの成長の物語でもあるのだなあ。【天冥の標】のイサリ同様、心惹かれる女性です。ラストではこの大厄災の衝撃の真実が明らかに!ここに来て一気にSF小説らしくなってきたよ!第3部、今日、買って参りました!

2014/08/26

Tadashi_N

政治と災害復興の話だけどではなく、他の星や遠隔攻撃などのSF要素が出てきた。

2018/02/16

いおむ

面白かった。圧倒的な震災の描写の上で登場人物の立ち位置を書いた一巻に続いて、その復興からの物語が始まり各登場人物の視点でみる今巻。人種民族問題や星間外交、政治経済、軍事までどん欲に取り込んだ圧倒的な物語。ランカベリーやスミルの人格的欠点がストーリーをより面白くする手腕はさすが。特にランカベリーは有能なだけにもっと上手くできるだろうとこちらに思わせてからの、スミルとの和解と亡くなった上司に授けられた言葉を思い出す下りは痺れた!!

2019/01/13

BUBI

いやぁ~なかなか進みませんなぁ。大地震からの復興の過程は興味深くはあるんですが、退屈で、寝る前に読んでると数ページも読むと眠くなってしまい、全然先に進みません。それでもなんとか2は読み切りました。最後の方で山津波に巻き込まれてピンチの展開は面白かったので、大災害の描写は事態緊迫で悪くない。それ以外の政争のシーンがどうも興味が持てないようです。いや、そういう地味なシーンも読まなきゃとは思っているのよ? でもねぇ…とにかくも3へ行きます。

2023/02/19

MarsAttacks!

震災の被害から、徐々に復興していく帝都レンカ、それと同時に色々な思惑が交差し始めていきます。前巻は震災のシーンに少し辛いものがありましたが、復興への過程、色々な人の野望や思惑、そして判明する災害の原因と再発へのカウントダウン。物語は壮大に、それに比例するように面白くなってきました。さてこの危機をどう乗り越えていくのか、次の最終巻が楽しみです。

2012/09/17

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