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UMAハンター馬子 2 完全版 (ハヤカワ文庫 JA タ 6-4)

UMAハンター馬子 2 完全版 (ハヤカワ文庫 JA タ 6-4)

UMAハンター馬子 2 完全版 (ハヤカワ文庫 JA タ 6-4)

作家
田中啓文
出版社
早川書房
発売日
2005-02-01
ISBN
9784150307844
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UMAハンター馬子 2 完全版 (ハヤカワ文庫 JA タ 6-4) / 感想・レビュー

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おすし

二巻目、それまでの謎や伏線部分が解決される完結編。グイグイ読まされる面白さに比例してあれよあれよオゲレツでお下品で汚物な方向に(笑) 荒極しげる先生とかヨグ・ソトホートとかだいぶ爆笑しましたがあんまりやたらおすすめはできません(笑) 元ネタがお下品にいじられても笑える方はぜひどうぞ!UMAや神話の生物やら古事記やらのあれやこれやを駄洒落も駆使しビチッとパズルみたいにハメてくるオチ、それが真実では?! とうっかり思わされる説得力があり諸星大二郎に勝るとも劣らずなカタルシスでありました!(言い過ぎ感w)

2024/01/04

miroku

完璧なあほらしさだ♪

2017/10/30

harukawani

田中啓文作品は『落下する緑』以来なのでほぼ初読と言ってもいいかな。”おんびき祭文”という芸能を演る下品な大阪のオバハン馬子と、その弟子のイルカが日本全国を回って、UMA探索をする話。馬子の目的は?必ず遭遇する黒服の山野千太郎一味が探してる物とは?ただただ下品で、ふざけたダジャレ落ちばかりの連作短編が行き着く先の、あまりにも壮大な光景に開いた口がふさがる間もない。それを、もっともっと壮大な下品とパロディとダジャレで落とさないといけないのは著者の業か。大感動に至る寸前で脱力。それもまた楽しい。最高だった。

2017/10/30

ぜんこう

UMA(未知生物)を追う馬子とイルカの話の続き、と思ってたら、最後は予想外の日本神話の(?)めっちゃ壮大な展開に。そして、まさか馬子とイルカの関係で感動して涙しそうになるし、この感動したまま終わるのでは・・・と思ったら、もとに戻った(笑) 好き嫌いのはっきりしそうな話ですが、僕は楽しめました。この後、どういうことがあって「こなもん屋~」になったかはわかりませんが(笑)

2014/08/26

たなしん

あの、このタイトル前にしてこういうこと言うべきかどうなのか、そもそも作者に失礼なんじゃないのか、と思わなくもないんだけど、普通に、いや、かなり上質な伝奇ミステリーで、伏線の張り方も巧みだし、UMAを実在するものとして意味付けしていく手腕には驚かされてばかりだったし、SF風味もあるし、怪獣映画的な迫力も、シリアスな盛り上がりも本気で面白かった、のに、最後十ページ程のオチが……全二巻900ページに迫るボリュームの大作読み進めてきて、これとは……参りました。さすが田中啓文。もう一生ついて行きます。

2012/06/19

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