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やみなべの陰謀 (ハヤカワ文庫 JA タ 9-1)

やみなべの陰謀 (ハヤカワ文庫 JA タ 9-1)

やみなべの陰謀 (ハヤカワ文庫 JA タ 9-1)

作家
田中哲弥
出版社
早川書房
発売日
2006-04-01
ISBN
9784150308452
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ジャンル

やみなべの陰謀 (ハヤカワ文庫 JA タ 9-1) / 感想・レビュー

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miri

冒頭から末尾までずーっと馬鹿馬鹿しいノリ、真夏の昼下がりに気の抜けた炭酸を飲んでいるような脱力感も漂うSF(笑)タイムスリップものなのですが、馬鹿馬鹿しさに吹き出して、先が読めない展開にページをめくると言ったリズム。アロハシャツの2m超えの大男が千両箱を持ってきて置いていくことと、出会っていきなり恋に落ちたカップルに何が関係あるの??!と思うが、これがまた綺麗にまとまらない不真面目さ(笑)肩の力を抜いて笑いました。

2020/04/29

さっとる◎

田中哲弥ってばSFラノベコメディの人だったのか。どうりで軽妙でとても面白かった(語彙力)。何者かさっぱりわからず手を付けた「猿駅」は色々入ってたからなあ。これはまっとうなタイムトラベルSF。バックトゥザフューチャーだ。タイムトラベルだからこそ涙なしでは読めない時代物だったりお笑いファシズム吹き荒れる恐ろしきハードボイルド世界だったりラブコメだったりと、まさにやみなべの如くこれも色々。翻訳本もあるらしいが、わからないところは適当にとばすか適当に想像。調子のいいときは勝手に話を増やしたり。田中さん、そんな人笑

2017/09/27

はらぺこ

未来の話はあまり面白くなかった。全体的には言葉足らずっていうか説明不足っていうか何かが足らん気がした。

2018/07/17

緋莢

『本の雑誌』で北上次郎にライトノベルを読ませる企画の中で選ばれていたり、『ライトノベル☆めった斬り!』のブックガイドの中で紹介されていたので手に取りました。元々は1999年に電撃文庫から刊行され、2006年にハヤカワ文庫から改めて刊行された作品。現代で自宅に突然千両箱が届けられ戸惑う大学生、過去では秘剣習得のために小判を一枚こっそり借りた事から、大騒動に発展してしまう武士 近未来では大阪府知事によるお笑いファシズムに対抗しようとするレジスタンス組織などの話が5編収録され、微妙に繋がっていきます(続く

2020/04/07

sarie

現在、過去、未来、時空を越えて絡み合う連作短編集5話。 こんな物語よく思いつくな~と感心するほどくだらなくて、気軽に楽しめる作品だと思います。

2015/12/17

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