ミッションスクール (ハヤカワ文庫 JA タ 9-2)
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ミッションスクール (ハヤカワ文庫 JA タ 9-2) / 感想・レビュー
木乃 机
当初電撃hpで発表とのことだが、昨今のラノベはストーリーやシチュエーションをキャラクタ立てに奉仕させるのが主流なのに対し当作品ではキャラクタもストーリーも添え物ですべて支離滅裂なシチュエーションを語るためだけに用意されていて、昭和軽薄体もどきの語り口と相まってまことに意味不明甚だしくそりゃあもう読者層と相いれないよなアンケート「嫌いな作品」ダントツ一位は当然だよなとうなづかされるがそれはそれとして久々に声をあげて笑ってしまった。別の読者層になら受け入れられると思いますセールスには結びつかないだろうけど。
2012/05/24
不璽王
非常に楽しみながら読んだらあとがきに「電撃で嫌いな作品アンケートぶっちぎりだった」って書いてて良かった
2017/11/16
かたち
傍目の雰囲気に惹かれ読む。いくつかの固定物、とにかく頭の中にあるものを並べて話が出来上がるのには自分と似た空気。一話二話に出てきた頭が飛んだおじさんたちのキャラが好き。作者がどのような人かは知らないが、キルラキル、うる星やつら的な所謂昭和のノリを感じる。映像が目の前に浮かぶ文章。最終話、書き下ろしの話は哀愁が漂う。作者は今なにをしているのだろう、なにをしてきたのだろうと思う。二話の話は演劇や映画にすると楽しいだろうなと考えた。
2017/10/23
けいちゃっぷ
もう少し超巨大学園のあれやこれやを抑え目にして、もう少し現実離れも抑え目にすれば、まだワクワクして読めたかも。
2006/06/06
マサトク
ようやく読めた。大久保町シリーズよりはスラップスティックよりか。まあなんというか、「また阿呆なものを作りましたね」と黒髪の乙女に言われるような短篇集だなあ。人生において何らの役には多々なさそうであります。でも楽しい。よい。
2014/03/30
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