約束の地,スノウ外伝 (ハヤカワコミック文庫 イ 6-1)
約束の地,スノウ外伝 (ハヤカワコミック文庫 イ 6-1) / 感想・レビュー
阿部義彦
これは珍しい漫画(ハヤカワコミック文庫、JA)をBOOK・OFFで発見。いしかわじゅんのまだ絵が下手だった頃の革新的なギャグストーリー革命マンガ、誰もやってなかったもので、模倣者もあまり生んでません。宗教が絡んでるので同じ作者の「至福の街」や「憂国」に連なる作品群です。本作では「進行性農夫病」の発見が肝ですね!そこから、革命、陰謀果ては戦争まで起こってしまう。キリスト降臨、はあーヒャッコイヒャッコイ!シリアスかギャグだか分からない渾然一体とした奇想SF漫画、高尚と下品(エロ)のアンビバレンスが凄い。
2017/02/25
kujira
「約束の地」は真面目なんだか不真面目なんだかよくわからないトンデモもの、「スノウ外伝」はだんだんなんだか真面目な感じになっていくPSIもの? という感じか。「どこかから来て、どこかへ行く」というのはSFもので登場するワードとしてとても良くある気はするけれど、なんかじんと来るな。
2013/12/28
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