さくらインテリーズ (ハヤカワ文庫 JA ト 6-1)
さくらインテリーズ (ハヤカワ文庫 JA ト 6-1) / 感想・レビュー
H!deking
今回の主人公は新宿の公園に住むホームレス。トカジ+ホームレスで面白くないわけがない。今回も激安な登場人物たちのめちゃめちゃなストーリーでした。寝る前にくっくっく、って笑いを噛み殺しながら読んでいたら妻に、うるさいわよ、何時だと思ってるの、って言われたので、うるさいのはお前だろ、この激安の豚女!って言い返そうと思ったけど殺されかねないので、はい、ごめんなさい、と布団を被って寝ました。やっぱりトカジ最高。癖になります。
2019/11/16
harass
2000年のエンタメ本からこの作家を知り借りる。ペラッペラの安い理由で犯罪を起こすどうしようもない連中たちの話が得意と聞いた。ちっぽけな『北新宿さくら児童公園』のホームレス三人たちが主人公。利己的な人物たちの無茶苦茶な展開にどうなるのかと読んでいった。筒井の露悪的なエログロドタバタを連想。60年代当時だと目を引くが、今ではコミックや映画があるので、小説の限界を感じる。この無軌道ぶりに意表を突かれたのでをもう少し追いたい。
2018/10/20
ろけっと
北新宿さくら児童公園に住む4人のホームレス。彼らは以前、知的な職業に就いていたことから自分達をさくらインテリーズと名付けた。 しかし彼らの人生に待っていたのはとんでもない展開だった。金持ちに殺されそうになったり、電波な人に奴隷のように扱われたり、列車爆破に巻き込まれたり、最後にはゾンビ軍団に襲われたり.. 戸梶作品の中では比較的まともな作品だったが、相変わらず救われないなぁ。
2011/01/03
roomy
ライブラリー本。面白くてついつい読んでしまったが読後感はいまひとつ。初戸梶作品だったのですが、想像していたのとは全く違いました。笑 他の作品はどんな感じなのかな。最近は読後感が良い本を読みたい傾向にあります。
2012/09/26
rara
どこまで行くねん!と言わずにおれないくらいに突っ走りまくるストーリーにえげつなさと笑いのマッチングがイカす!小ネタにもいちいちセンス感じるなあ〜
2011/10/07
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