連帯惑星ピザンの危機 (クラッシャージョウ1) (ハヤカワ文庫 JA タ 1-11)
連帯惑星ピザンの危機 (クラッシャージョウ1) (ハヤカワ文庫 JA タ 1-11) / 感想・レビュー
absinthe
クラッシャー…シリーズの第一巻。アルフィンが仲間に加わるエピソード。当時のスペースオペラが描く未来は明るかった。人類には限りない可能性があって、宇宙進出は単に人類の進むべき直線の上を進むだけ。距離の問題でしかなかった。こういう世界観は今の時代には望めないのだろうか。今は全体的に悲観的なきがするなぁ。こういうスペースオペラまた読みたいなぁ。 確かにキャラクタはステレオタイプ的な浅い造詣だけど、何も気にせず楽しめるこういう明るい作品って最近は無いなぁ。
春一番
あとがきで作者が書いているが著者の第一作であるため粗さはあるがそれが気にならない活力に溢れた作品。ストーリーというかアクションの連続によって構成される。こういう単純明快な冒険小説は最近は少ないのでむしろ新鮮さを感じる。ただ、同じ作者による別作品ダーティペアの大冒険が大きく2つの中編からなっていたのに比べるとこの作品は長くて飽きてしまうかもしれない。ダーティペアの特徴である軽妙な語り口がないのもその要因か。良くも悪くもあちらほど癖はないのが本作品。
2022/08/17
halloween.knight
40年ぶりの再読ですが、結末は知ってるのに、面白くて一気読みでしたぁ。大袈裟ですが、良いものは時代を超える気がします(^o^)/
2016/09/20
白きゅⅡ
日本のスペースオペラの元祖と言うべき、高千穂 遙のデビュー作品。宇宙を舞台にした、クラッシャーという何でも屋の話し。中学時代に余り本を読むことがなかった僕が、本を読むことは楽しいことだと気付かせてくれた作品です♪テンポの良い文章と若干、ご都合主義的な展開がありますが、何も難しいことを考えずに楽しめるSF小説です(^-^)/
2008/09/29
なつみかん
思い立って再読の高千穂遙、かれこれ40年近く前に読んだのが始まりだったのねぇ〜!ハヤカワ文庫に移ったのだけど本編の挿絵はソノラマ文庫の時のだよね。
2021/01/22
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