耽美なわしら 2 (ハヤカワ文庫 JA モ 3-5)
耽美なわしら 2 (ハヤカワ文庫 JA モ 3-5) / 感想・レビュー
明智紫苑
登場人物の「小説家や漫画家は、おのれの内面のよいところを作品に使ってしまい、あとの人格は残りカスだと言われるものだが…」というセリフは、ズバリ、森さん自身に当てはまるように思える。ツイッターユーザーとしての森さんの「そんな人だとは思わなかった」ぶりからして、そう見なさざるを得ない。しかし、このセリフが真実ならば、私が若干苦手にしている某大物歴史小説家さんの描く「君子的」ヒーロー像と本人との関係性は…こ、これ以上はあえて書かない!
2020/05/18
まりもん
これって続編でないのかな? もうあっという間に読めて爆笑もできたのでぜひぜひ続編を希望
2010/04/22
九鳥
2巻も面白かったー。真性レズビアン彩子の強引でデタラメなのにやたら具体的な妄想が楽しくて仕方がない。志木とアシスタント東のバカバカしい対決に電車内で吹いた。彼らの日常はずっとこのままなんだろうなぁと思うので、続刊が出たら嬉しい。
2009/04/13
Yukari
今回も前作に続き淡々と物語は進んで行った。所々笑えた所はあったけど、可もなく不可もなくってゆう所は変わりませんでした。
2017/04/19
ごはん
俊彦と彩子の相変わらずの激しい妄想と、志木と東の鳥肌ゲームに笑いが止まらなかった。登場人物がこの先どうなっていくのか、少しばかり気になる結末ではあった。この作品は10年以上も前に書かれたというのに、いま読んでも違和感をまるで感じさせない。セクシュアル・マイノリティである5人の架空の物語であるはずなのに、リアリティがあるように感じたのはこの作者だからだろうか。10年前にこの作品を読んでいたら、どのように感じていただろうか。
2009/06/07
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