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宇宙軍士官学校―【前哨/スカウト】― 1 (ハヤカワ文庫 JA タ 10-5)

宇宙軍士官学校―【前哨/スカウト】― 1 (ハヤカワ文庫 JA タ 10-5)

宇宙軍士官学校―【前哨/スカウト】― 1 (ハヤカワ文庫 JA タ 10-5)

作家
鷹見 一幸
太田垣康男
出版社
早川書房
発売日
2012-07-24
ISBN
9784150310738
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宇宙軍士官学校―【前哨/スカウト】― 1 (ハヤカワ文庫 JA タ 10-5) / 感想・レビュー

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absinthe

予備知識なしに、ハードSFかと勘違いして買ってしまった。自分には合わなかったし、もう続きは読まないだろうな。何だか人物がいろいろ特徴は持ってるんだけど、どこか記号化されすぎてて、ちょっと期待と違っていた。ファンの方ごめんなさい。

ぶち

ミリタリーSFは、どんな形態でもやはり何故か興奮します。士官候補生の訓練校が舞台。空間認識の訓練、模擬戦闘、訓練生間の軋轢など、『エンダーのゲーム』を彷彿とさせます。『エンダーのゲーム』が好きな人は、きっとこの本も好きなはず。しかも、教官は人類よりも数段進んだ異星人。面白くないわけがありません。異星人が人類の若者を士官候補生として訓練する真の目的という大きな謎を残して第一巻の終了。次回作も読まずにはいられません。

2018/02/07

こも 零細企業営業

突然来訪して来た異星人が様々な技術を供与してくれて、その代価はスイスのように傭兵として戦え。でも、大人の軍人には技術力が無く革新的な技術にはついて行けない。それなら若い士官の中で柔軟な思考のできる者、それがある程度の教育を受けて15歳の少年少女達を兵士として教育して、異星人達の傭兵として参戦するための準備。そのための士官学校、主人公はその教育を受けいつの間にか候補生達の中心人物となる。後半の単座機での対戦はなかなかに見もの。何気にアニメ知識も楽しめる。「ジーク!ジオン!」←作中に出てくるw

2020/02/24

しろくま

SFを好んでは読まないが、SF初心者(?)の私でも、とても読みやすく感じた作品。特定のシステムの原理などは全く理解できないものもあったが、なんとなくで流し読み(笑)。想像力豊かな作者が創り出した世界を、そのまま楽しませてもらった。「あり得ない」とは言い切れない世界観の中に格言めいた台詞もあり、役に立てられそうな部分も随所にあった。ガンダムとか宇宙戦艦ヤマトとか、超合金ロボットのシリーズを見たことがあれば、もっと楽しめるのかもと思ったが、それでなくても十分にエンターテインメントとしてオススメ。

2022/08/01

キキハル

とても楽しく読んだ。まさしく作者いうところの分かりやすくて面白いジュブナイルSFだ。異星人降臨により地球連邦として一つにまとまった地球から、特別士官学校に配属になった45名。彼らは教官になるための訓練に明け暮れることになる。気負わず自然体なケイイチに対し、エリート意識の塊みたいなリー。水と油のような二人の対決は如何に? 出身地も文化も違う若者たちが、切磋琢磨し信頼し合える仲間に成長していく様子がとてもいい。もっと細かく書き込んでくれてもいいくらいだ。練習戦艦に乗務しての本格的な訓練は次巻にて。楽しみだ!

2013/09/07

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