宇宙軍士官学校―前哨(スカウト)― 2(ハヤカワ文庫JA) (ハヤカワ文庫 JA タ 10-6)
宇宙軍士官学校―前哨(スカウト)― 2(ハヤカワ文庫JA) (ハヤカワ文庫 JA タ 10-6) / 感想・レビュー
しろくま
「粛清者」と呼ばれる敵から人類を守るため、適性を持った若者が選抜される。いずれ来る敵との戦いのため練習艦を用いて訓練を行いながら、命を懸けた戦いを前に、致命的な失敗を犯さないためのスキルを身に付けていく。失敗をしないために、あらゆることを想定し対処する。そのためには経験が必要だし、自らの経験が不足しているのであれば、それを補うことができる人に力を借りる。普段仕事をする上で意識していることではあるが、その重要性を確認しながら読んだ。
2022/08/06
こも 零細企業営業
訓練艦での航海に向かう候補生達。出航していきなり撃墜判定を喰らう。その反省点を踏まえて次のミッションに向かうが今度は救難信号の受信。敵勢力内で、敵を排除した後に脱出ポッドを回収。その脱出ポッドが・・候補生達よ、映画エイリアンを見なかったのか?wまぁ、訓練を課す異星人達の課題が奇想天外なだけかもしれないが、、、最悪の斜め下に行くもんな・・でも彼等は優秀な部類に入るらしい。。最後の方は彼等の部下になる15歳の少年少女達もチラッと出てきて終わり。
2020/02/24
ぎん
少しずつ謎が明らかになる。 それにしても会話文や主人公の心情描写が説明口調なのが面倒。まあ、一巻のあとがきにあるように読みやすく分かりやすくした結果なのだろうが、くどくどしいな。 まあ、面白いから読み進めるけど。
2017/09/27
ひさか
2巻め。艦長となった有坂惠一が乗り込む練習艦アルケミスでの訓練のお話。良く考えられた設定で興味深く、楽しめ、夢中になってしまいました。次巻が楽しみです。
2014/02/15
キキハル
やっぱり宇宙戦は面白い。胸躍りわくわくする。練習戦艦アルケミスに乗り込んだケイイチたちは初出陣した直後、致命的なミスを犯してしまい・・・。「人を選んで任せることは責任逃れではない」バーツの言葉は、艦長として全ての責を一人で背負おうとするケイイチにとって、何よりの助言になっただろう。常に変化する実践さながらの戦況に彼は考える。如何にして生き延びるかを。過酷な戦いの中でロボと交わす会話が息抜きとなった。アロイスが置かれている政治的状況も敵の姿もおぼろげに見えてきた。訓練はまだ続くのだろうか。取り急ぎ三巻目へ。
2013/09/08
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