リアード武侠傳奇・伝 (ハヤカワ文庫 JA ク 2-25 グイン・サーガ外伝 24)
リアード武侠傳奇・伝 (ハヤカワ文庫 JA ク 2-25 グイン・サーガ外伝 24) / 感想・レビュー
starbro
★超大作(公式表現:未曾有の大河ロマン)『グイン・サーガ』シリーズ全180巻完読プロジェクト(ギネスに挑戦!) https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11805473?sort=book_count&order=desc 今回は、外伝24巻(161/180)です。本巻は、リアードの伝説を演じる小さな旅の一座の物語でした🐆 初男性作家のグイン・サーガ、本書も挿絵もなく、やはり違和感がありました。牧野 修は一作のみなので・・・ 続いて外伝25巻へ
2022/11/21
ぐうぐう
牧野修による『グイン・サーガ』外伝は、実にユニークだ。セム族に伝わるリアードの伝説を演じるグイン役の役者が、グインそのものになりきって冒険するという物語。外伝だからこそ許される設定だろう。しかし牧野は、お遊びとして戯れているのではない。グインを演じるという設定がキャラクター論を誘発させ、同時に『グイン・サーガ』ワールドを俯瞰することに成功し、だからこそ『グイン』の魅力を小説を使って語ることを可能にしているのだ。
2012/12/19
しゃお
「グイン・サーガ・ワールド」の1から4巻に掲載されていたものが一冊になり外伝として刊行されたもの。最初読み始めたときは、その斬新ともいえるグインの世界へのアプローチに戸惑ったものの、読み終えた時にはすっと胸に落ち着くものが。うん、確かにグインの世界への、そして物語がいつまでも語り継がれていく事への愛に溢れているのだ。
2012/12/28
日本たらこ産業
作者曰く「グイン・サーガ・ワールドという豊かな物語世界で遊んでみた」ということだけれども、作者の楽しさが伝わってくるのか此方も楽しく読み終えました。 ある意味、最も外伝らしい外伝かもしれませんね。
2015/06/26
砂希ちま
グインが出てくるのかと思ったら、セムの「グイン」役という意味でした。しかし、本物と大差ない活躍ぶりです。謎解きをしながら、「滅びの赤」を探す旅は読みごたえがありました。外伝にふさわしい一冊です。
2014/09/13
感想・レビューをもっと見る